Alibaba E-Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップジャパン 2016 マッチスケジュール決定
出場チーム紹介vol.4 第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
7月23日(土)~7月30日(土) 、J-GREEN 堺(大阪府堺市)にて第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催されます。各地域予選を勝ち抜いた32チームが参加し、1回戦から決勝までノックアウト方式にて優勝チームを決定します。
今回は、北信越代表2チーム、東海代表2チームを紹介します。
丸岡RUCKレディース(北信越第1代表/福井県)
昨年度、全日本女子ユース(U-15)フットサル大会で日本一になり、勝負強さも身につきました。フットサルで培った「素早い攻守の切り替え」と、どんな時でも諦めない「ガラクタ魂」を武器に、今大会も頑張りますので、応援よろしくお願いします。Go With Us!
富山レディースSC(北信越第2代表/富山県)
富山県を拠点として活動している地域クラブです。〝愛されるチーム〟をコンセプトに、PLAYしている選手はもちろん、観ている人の心にも響くサッカーを目指して活動しています。チームとしては、サッカーを楽しむことを大切にしています。
JFAアカデミー福島(東海第1代表/静岡県)
JFAアカデミー福島は東日本大震災により、静岡県裾野市の帝人アカデミー富士に一時移転しております。全力でサッカーに取り組むことができる環境に感謝し、全国の舞台では個々が力を発揮しながら躍動するサッカーをお見せ出来るように頑張りたいと思います。
藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー(東海第2代表/静岡県)
2005年に藤枝順心高校の下部組織として活動スタート。5回目の全国大会出場をさせていただきます。順心高校の選手達を目標に、練習やゲームでも胸を借りて頑張ってきました。藤枝市・静岡県・東海地域代表としての誇りを胸に、仲間を信じ・自分を信じ・チ―ム一丸となり一生懸命、頑張ります。いつも支えて下さる方々への感謝の気持ちをプレ―に表し、素晴らしい全国の舞台を楽しみたいと思います。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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出場チーム紹介vol.5 第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
7月23日(土)~7月30日(土) 、J-GREEN 堺(大阪府堺市)にて第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催されます。各地域予選を勝ち抜いた32チームが参加し、1回戦から決勝までノックアウト方式にて優勝チームを決定します。
今回は、東海代表3チーム、関西代表1チームを紹介します。
NGU名古屋FCレディースユース(東海第3代表/愛知県)
NGU名古屋FCレディースのアカデミーチームとしてプライドを持って、観ている人に感動してもらえるようなひたむきなプレーで優勝目指して頑張ります。
常葉学園橘中学校女子サッカー部(東海第4代表/静岡県)
2004年創部。中高一貫指導を軸に個人技術を大切に、個性を生かしたチームを目指しています。チームコンセプト『何事にも前向きにチャレンジする』を全国の舞台でも実践し、橘らしく一人ひとりが個性あふれるプレーで戦い抜けるように頑張ります。
楠クラブレディース(東海第5代表/三重県)
今年度も多くの方々に支えられ、全国の舞台に出場させていただく事が出来ました。応援してくれるすべての人への感謝の気持ちを忘れずに、選手一人一人が強い気持ちを持ち、目標に向かってチーム一丸となって戦います。宜しくお願い致します。「魅せろ! 楠女!!」
セレッソ大阪堺ガールズ(関西第1代表/大阪府)
2013年、セレッソ大阪アカデミーのレディースチームを2カテゴリー化し、セカンドチームとして活動をスタート。同年、関西女子サッカーリーグ3部で2位となり、2部へ昇格。翌2014年は2部で優勝し、2015年は1部優勝を果たしました。また、昨年行われた第20回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会では、悲願の初優勝を果たし、今年は大会2連覇を目標にしております。
トップチーム同様、「世界基準によるサッカー選手の育成」という指導方針のもと、世界を舞台に活躍できる選手を育てることを目標に活動を行っています。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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出場チーム紹介vol.6 第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
7月23日(土)~7月30日(土) 、J-GREEN 堺(大阪府堺市)にて第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催されます。各地域予選を勝ち抜いた32チームが参加し、1回戦から決勝までノックアウト方式にて優勝チームを決定します。
今回は、関西代表3チーム、中国代表1チームを紹介します。
INAC神戸レオネッサU-15(関西第2代表/兵庫県)
INAC神戸レオネッサの下部組織チームとして、トップチームで活躍できる選手、世界に通用する選手を目標に日々練習に取り組んでいます。クラブの一員として誇りを持ち、全力で戦います。
神戸フットボールクラブレディース(関西第3代表/兵庫県)
神戸フットボールクラブレディースは、「一般社団法人神戸フットボールクラブ」の女子部門で、人間形成を重視した選手の育成・強化に取り組んでいます。全国大会出場は、中学・高校時時代を当チームで過ごし、サッカーは生涯スポーツと考える選手たちの願いでした。全力で楽しみます。
FCヴィトーリア(関西第4代表/大阪府)
4年ぶりに夏の大会に戻ってきたFCヴィトーリアです。大会を通じて選手・スタッフが全国の仲間たちと対戦出来る喜びを感じております。チーム発足時からのチームコンセプトである “感謝・優しさ・努力”を自ら実践し、“抜群のセンス・遊び心・図太さ”を全国の仲間に感じていただければと思っております。
岡山湯郷Belle U15(中国第1代表/岡山県)
岡山湯郷Belleの下部組織として活動しています。サッカーを通じ、人としても成長してもらいたいと思っています。常に挑戦者の気持ちで、全員が攻守にハードワークし、全国の強豪チームを相手に1つでも多く勝てるように頑張ります。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 市立船橋がライバル対決を制す
ピックアップマッチ
流通経済大学付属柏高校 0-1(前半0-0、後半0-1)市立船橋高校
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第9節が7月17日(日)に各地で行われ、第2位の市立船橋高校(千葉)は、1-0で10位の流通経済大学付属柏高校(千葉)を下し、首位に浮上しました。同じ千葉県に拠点を置く両チームは、ともに全国優勝を目指す強豪校。試合は、ライバル対決らしい引き締まった雰囲気の中で行われました。
前半は、互いに慎重な戦い方となりました。その中で、市立船橋の1年生FW松尾勇佑選手が10分に倒れ込みながらのヘディングシュートを放てば、流経大柏は左DF市川侑麻選手がスピードに乗った突破からシュートと応戦。時間が経つにつれて市立船橋がボールを落ち着かせる展開となりましたが、流経大柏は中盤の関大和選手、宮本優太選手が守備で奮闘して攻略させません。
後半も拮抗した流れが続きましたが、流経大柏が技巧派FW河西守生選手、市立船橋が長身FW村上弘有選手をそれぞれ投入して、互いに積極性を高めました。64分、市立船橋は村上選手がヘディングシュート。流経大柏は65分、67分とスローインからの速攻でゴールに迫りました。先制点が生まれたのは、73分。市立船橋は選手交代によって中央から左にポジションを移したばかりのDF原輝綺選手が浮き球のパスを縦に入れると右から中央にポジションを寄せていたFW太田貴也選手がフリーで抜け出すことに成功し、左から来たボールを右方向に流す難しいシュートをゴール右へ決めました。
一度はメンバーから外れ、今週にトップチームに戻ったばかりの太田選手にとっては「自分のところに来いと思っていたので、気持ちで触ることができたシュート。いつもなら届かなかったと思う。みんなが一緒に喜んでくれて少し泣きそうになってしまった」という渾身のゴールでした。
対する流経大柏は82分にFW生方ジャラール勇選手がフリーでシュートを放つ決定機がありましたが、クロスバーの上に外れました。生方選手は「ワンタッチシュートのイメージを持っていたのですが、完全にフリーだったので、判断を変えても良かった。もったいない、自分のミスでした」と悔しがっていました。
リーグは第9節を終えて前期を終了。市立船橋は首位で、流経大柏は最下位での折り返しとなりました。しかし、上位も下位もまだ混戦模様。再開後も目の離せない戦いが続きます。
監督・選手コメント
本田裕一郎監督(流通経済大学付属柏高校)
もったいない試合でした。最低でも引き分けには持っていけたはずの内容です。守備は、失点したミス以外は、良かったと思います。あとは、得点パターンを増やしていくことが課題です。今季はとにかく速く攻めるということをテーマにしてきたために、精度を欠く傾向が強く出ています。これからは精度を求めていくことで改善されると思います。勝点では厳しい状況にありますが、チームの状況は少しずつ良くなっています。
関大和選手(流通経済大学付属柏高校)
後半も無失点でいこうと思っていたのですが、相手が長身FWを入れてきたところで、それまで出ていた選手と全くタイプが違ったので、バランスが崩れてしまいました。失点は、マークの受け渡しのミスです。攻撃は、チャンスで決め切れませんでした。自分たちの悪いところが全部出た試合になってしまいました。個々の責任感と、チャンスで決め切る力を強めることが課題です。今日でリーグの前半が終わって、残留に向けて後半はとにかく勝つしかないので、気持ちを切り替えて臨みたいです。
本田憲弥選手(流通経済大学付属柏高校)
前半は守備面に手ごたえがあり、後半は攻撃面でチャンスをつくれたのですが、負けてしまいました。得点をしっかりと取れるようにならないと、この先も厳しくなると思っています。攻撃はスピード感こそありますが、精度を欠いているので、余裕を持ってプレーできるように改善したいと思っています。最下位で失うものはなく、あとはやるしかありません。夏の中断期間で勢いをつけて、波に乗っていきたいと思います。
朝岡隆蔵監督(市立船橋高校)
自分たちには、一方的にボールを支配して勝つほどの技術力はないので、総合力で勝たなければいけません。その点では、試合全体を通して落ち着かない時間が長かったですが、ミスやアクシデントを得点に結びつける力のある相手に対して悪くない戦い方はできたと思います。太田選手のゴールは嬉しかったです。スピードとドリブルが持ち味ですが、起用について真面目だから苦しんできたという部分があります。パフォーマンスが落ちて一度はメンバーから外しましたが、取り組む姿勢を変えずに臨んだ部分は評価できますし、そういう姿勢が得点につながって、彼にとっても本当に良い試合になったと思います。
杉岡大暉選手(市立船橋高校)
前半は、最初に球際の攻防になって、そこから少しずつ主導権を握るという理想的な試合運びができました。ただ、得点できる雰囲気、相手に脅威を与えるプレーが少なかった点は反省材料です。首位に立ったということですが、1位であることは特に意識せず、1試合ずつ戦っていきたいと思います。第5節まで無敗できていたのに勝ち切れなくなったところは、順位や結果による安堵感のようなものが背景にあるのではないかと思っているので、謙虚にやっていきたいと思います。
高宇洋選手(市立船橋高校)
ロングボールを蹴ってくる相手に対して難しい部分はあったけれど、前半の終盤は主導権を握れました。もっとその時間を増やさないといけですが、チームとして成長できました。最近は流れの中から得点が生まれなかったですし、1点勝負だと思っていたので(太田)貴也が決めてくれたときは本当に嬉しかったです。首位に立ったといっても、まだ後半も難しい試合があると思うので、1試合ずつしっかりと集中してポイントを重ねていきたいです。
その他の試合結果
青森山田高校 0-2(前半0-2、後半0-0)横浜F・マリノスユース
鹿島アントラーズユース 0-1(前半0-0、後半0-1)清水エスパルスユース
FC東京U-18 4-0(前半3-0、後半1-0)アルビレックス新潟U-18
柏レイソルU-18 3-0(前半2-0、後半1-0)大宮アルディージャユース
青森山田高校(青森)は、横浜F・マリノスユース(神奈川)を相手に前半で2点を奪われ、そのまま0-2で敗れて首位から転落しました。FC東京U-18(東京)は、FW半谷陽介選手がハットトリックの活躍を見せて第9位のアルビレックス新潟U-18(新潟)に4-0で圧勝。柏レイソルU-18(千葉)は3-0で大宮アルディージャユース(埼玉)を下しました。清水エスパルスユース(静岡)は、1-0で鹿島アントラーズユース(茨城)に勝利。前期の9試合を終えて、首位は市立船橋高校(千葉)。順位に勝点差が3ポイント以上あるチームが下位2チームのみという混戦模様となりました。
高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 東福岡が劇的な逆転勝利!
ピックアップマッチ
名古屋グランパスU18 2-3(前半2-1、後半0-2)東福岡高校
高円宮杯U-18プレミアリーグは7月16日(土)と17日(日)にWEST第9節を開催し、名古屋グランパスU18(愛知)は東福岡高校(福岡)と対戦しました。
序盤は互いに慎重な立ち上がりとなる中、先に攻撃のギアを入れたのは名古屋でした。14分に自陣でのインターセプトから攻撃に転じ、田中彰馬選手がシュートに持ち込むなど、ボール奪取から素早く攻守を切り替え、サイド攻撃でゴールに迫ります。19分には自陣左でボールを奪った杉浦文哉選手が前線に縦パスを展開。走り込んだ杉田将宏選手がペナルティーエリア左に落としたボールを金亮哉選手が決めて、幸先の良いスタートを切りました。30分には左サイドを崩され、同点とされましたが、以降はGK田渕佑選手を中心とした守備陣が要所をきっちりと抑えて追加点を与えません。41分には右からのクロスボールをゴール前で合わせた杉浦選手の得点で名古屋が1点をリードして前半を終えました。
後半に入っても名古屋のペースで試合が進み、67分には左サイドから細かくパスをつないでペナルティーエリア右に展開。最後はフリーの田中選手がダイレクトで右足のシュートを狙いましたが、右ゴールポストに直撃し、ダメ押し点とはなりません。すると、次第に流れが東福岡に傾き始め、86分にはそれまで攻撃参加が少なかった小田逸稀選手が「点をとるために自分が上がるしかないと思った」と左サイドからオーバーラップ。ゴール前に入れたパスに佐藤凌我選手が触れ、名古屋のオウンゴールを誘います。
同点として逆転への機運が高まる東福岡に対し、名古屋は「2点目を奪われて、気持ちが落ちてしまった」と杉田将宏選手。両者の勢いは結果となって表れました。90+1分、東福岡の佐藤選手が高い位置からのプレスで名古屋DFからボールを奪取。フリーの藤井一輝選手に素早くつなぐと、豪快に決勝点を叩き込んで勝負あり。劇的な逆転ゴールで、東福岡が今季6勝目をつかみとりました。
監督・選手コメント
山崎真監督(名古屋グランパスU18)
サッカーは、ちょっとした差がとても大きな差となって表れるスポーツです。今日のような試合では勝負の分かれ目で自分たちを信じられるか、勝負どころを知っているかが試されます。選手たちには今日のように悔しい思いをする中、自分の思い一つで未来が変わっていくことを学んでほしいです。この試合には意味が隠されていて、「ただ残念」で終わっていては、隠された意味が分かりません。難しいけれど意味がある試合だったと見つめなおせたときに、自分を信じたり、勝負を知ることができると思っています。
田渕佑選手(名古屋グランパスU18)
今日は普段、試合に出場するCBの2人が年代別日本代表に帯同しているため不在で、最後までしっかり戦おうと挑みました。ハーフタイムにも「失点しても絶対に下を向かないように」とみんなで話していました。後半に追い付かれてからもチャンスはあったので、点をとり切れなかったことが反省点だと思います。ここまでホームで勝てていなかったので今日はどうしても勝ちたかったです。逆転負けは悔しいですが、自分たちを見つめなおす、いい機会になったと思います。
森重潤也監督(東福岡高校)
試合には勝つことができましたが、「止める・蹴る」の質だけでなく、動き出すタイミングやスピードなど全てにおいてグランパスの選手の方がわれわれよりも一枚も上でした。ドリブルでもボールを失わないグランパスに対し、自分たちは簡単に抜かれていました。われわれは攻撃も守備も、もともと持っている力のレベルを上げていかなければいけません。いつもの課題が試合開始から出て、最後に選手の意地が少しだけ出た試合だったと思います。
小田逸稀選手(東福岡高校)
インターハイ前の最後の試合ということで絶対に負けられないという思いが強く、個人としても上を目指すためには完封するしかないと思って試合に挑みました。それなのに、思うように走ることができず、力不足を痛感しています。僕の準備不足もあるのですが、率直にマッチアップした相手の11番の選手(田中彰馬)はうまいと感じました。前期は今日のように内容的としては良い試合は少ないのですが、まだ優勝を狙える可能性はあると思うので、後期も頑張ります。
その他の試合結果
大津高校 2-3(前半1-1、後半1-2)京都サンガF.C. U-18
神戸弘陵学園高校 0-1(前半0-1、後半0-0)大分トリニータU-18
セレッソ大阪U-18 1-1(前半0-1、後半1-0)サンフレッチェ広島F.Cユース
ヴィッセル神戸U-18 2-1(前半0-0、後半2-1)ガンバ大阪ユース
大津高校(熊本)とのアウェイゲームに挑んだ京都サンガF.C. U-18(京都)は、麻田将吾選手が2得点を奪う活躍を見せて、今季初勝利をマーク。同じく、ここまで未勝利が続いた大分トリニータU-18(大分)も開始5分に奪った小野原洸選手のゴールを守り切り、神戸弘陵学園高校(兵庫)から勝点3を奪っています。首位・セレッソ大阪U-18(大阪)と暫定2位のサンフレッチェF.Cユース(広島)による首位決戦は、両者譲らず勝点1を分け合う結果に。ヴィッセル神戸U-18(兵庫)とガンバ大阪ユース(大阪)の一戦は、後半に2得点を記録した神戸が白星を手にしました。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 今週末にいよいよ開幕
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が7月23日(土)に開幕し、全国の地域予選を勝ち上がった32チームが、30日(土)の決勝を目指して戦います。本大会はノックアウト方式で順位を決します。
前回大会を制した、セレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪)は、初戦でNJSS(九州3/長崎)と対戦。善積わらい選手や田中智子選手、松本歩音選手といった昨年の経験者とともに連覇に向けていいスタートを切りたいところです。初出場のNJSSは、強豪相手にどこまで食い下がることができるか注目です。
前回大会と第18回大会で決勝進出を果たしているJFAアカデミー福島(東海1/静岡)は、初戦で前回4位の十文字中学校(関東3/東京)と激突します。アカデミー福島は昨年の準決勝で遠藤純選手の2ゴールなどで十文字に3-0で勝利しました。アカデミー福島は当時の再現を、一方の十文字は1年越しのリベンジを狙います。
浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース(関東1/埼玉)は、第13回大会から第17回大会にかけて5連覇を達成して以来、優勝から遠ざかっています。前々回大会では日テレ・メニーナ・セリアスに決勝で敗れて準優勝。今回のチームは、2年前を知る井之川茉優選手や一法師央佳選手が中心となって引っ張ります。その浦和と対峙するDream Spread FC宮崎(九州4/宮崎)は、今回が2度目の出場。大会初勝利を目指します。
フットサルで養った技術を生かして躍進につなげようと誓うのは、丸岡RUCKレディース(北信越1/福井)です。選手たちは幼いころからフットサルとサッカーの両方に取り組むことで、双方の競技に多くのプラスをもたらすことができます。北川夏奈選手など、フットサル日本女子代表選手も輩出している丸岡は、今回どのようなプレーを見せるでしょうか。
本大会から、熊谷紗希選手(クラブフィールズ・リンダ/現オリンピック・リヨン)、中島依美選手(FCヴィトーリア/現INAC神戸レオネッサ)、山根恵里奈選手(広島女子ユース蹴命FC/現ジェフユナイテッド市原・千葉)といった現役のなでしこジャパンの選手が巣立っていきました。U-15年代の女子チーム同士の熱戦と、未来のなでしこが躍動する姿をぜひ会場でご覧ください。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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出場チーム紹介vol.7 第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
7月23日(土)~7月30日(土) 、J-GREEN 堺(大阪府堺市)にて第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催されます。各地域予選を勝ち抜いた32チームが参加し、1回戦から決勝までノックアウト方式にて優勝チームを決定します。
今回は、中国代表1チーム、四国代表2チーム、九州代表1チームを紹介します。
青崎フットボールクラブ Hanako Clover’s(中国第2代表/広島県)
広島市で活動する街クラブが母体のチームです。昨年は、U-12のチームが広島代表として全日本少年サッカー大会に出場しました。U-15の今大会には今年度で10度目の区切りの出場となりますので、青崎らしいサッカーを展開し、強豪チームに挑んでいきたいと思います。
徳島ラティーシャ(四国第1代表/徳島県)
創部5年目の徳島県の女子サッカークラブです。「チーム一丸」「真剣に楽しく」をコンセプトに個の成長に取り組んでいます。四国代表として本大会には3度目の挑戦となります。初戦突破を目標に全員一丸で戦いたいと思います。
愛媛FCレディースMIKAN(四国第2代表/愛媛県)
サッカーを楽しむということをコンセプトに、愛媛FCとしての自覚を持ち、個人の能力を最大限に活かし1戦1戦全力前進で闘っていきたいと思います。
神村学園中等部女子サッカー部(九州第1代表/鹿児島県)
創部して17年。中高一貫6ヵ年での指導体制のもと、中学期は、「サッカーは人生の縮図」という意識で、技術・戦術より、人としての生き方の基本を多く学んでいます。部訓「駿風炎魂」のもと、「誰かの為に」と「魂の体現」を大切にし、「心・技・体」でなく、「信・義・耐」で闘いたいと思います。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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出場チーム紹介vol.8 第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
7月23日(土)~7月30日(土) 、J-GREEN 堺(大阪府堺市)にて第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が開催されます。各地域予選を勝ち抜いた32チームが参加し、1回戦から決勝までノックアウト方式にて優勝チームを決定します。
今回は、九州代表4チームを紹介します。
大分トリニータレディース(九州第2代表/大分県)
Jリーグの大分トリニータの育成組織として、将来なでしこジャパンとしてピッチに立つ選手の育成・強化、そしてサッカーを通じての人間形成に重点をおいて活動しています。全国の舞台を楽しみ、優勝を目指して最後まで全力で戦います。
NJSS(九州第3代表/長崎県)
長崎市の女子サッカースクールから出発したチームです。日頃から動きながらのプレーを目標にやってきました。初出場となりますが、自分と仲間を信じ、普段のプレーが全力でできるようぶつかっていきたいと思います。
Dream Spread FC宮崎(九州第4代表/宮崎県)
選手は普段、市内13の中学校の部活に所属し、男子に混じりトレーニングしながら、週末にDreamの仲間と楽しく練習しています。全国大会は、2回連続出場となりましたが、ひとつでも多くの試合を仲間達と楽しみたいと思います。
福岡女学院中学校サッカー部(九州第5代表/福岡県)
昨年に続いてこの大会に出場できることをうれしく思います。「元気が一番。元気があれば何でもできる!」をモットーに勝利を目指して頑張ります。よろしくお願いします。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会「楽しみながら、チャレンジしてほしい」(南萌華選手&長野風花選手)
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会が7月23日(土)にJ-GREEN堺(大阪府)で開幕します。
ここでは、第16回、17回大会で浦和レッズレディースジュニアユースの一員として優勝を経験した南萌華選手(左)と長野風花選手が登場。
現在はユースに所属し(長野選手はトップチームの試合にも出場)、年代別代表にも名を連ねる二人が、大会を振り返ります。
いろいろな相手と戦い自分の世界が広がった
――初めて出場した第16回大会の思い出を教えてください。
南萌華選手(以下、南) 他チームが最上級生を含むチームで臨む中、私たちは中学1年生と中学2年生のみの編成で大会に出場しました。中学生にとって1歳、2歳の差は大きいのですが、「そういうもの」と受け止めていました。
長野風花選手(以下、長野) ピッチ上では萎縮せずにプレーしていたよね? 他のチームのことをそこまでよく分からなかったし、変な予備知識がなかったからこそ、上位に進むことができたのだと思います。
南 印象に残っているのは、アルビレックス新潟レディースU-18との決勝です。とにかく暑かった上、延長、PK戦にまで突入して…。接戦の末、全国制覇することができてうれしかったけれど、中学2年生の先輩たちに頼っていた部分もあるので、「来年は大変だな」と切り替えていました(笑)。
長野 初の全国大会で優勝したことが自信になったと同時に、個人として課題を見つけられました。年上の選手たちとマッチアップしたときの対応は「まだまだ」だと発見することができたのは、収穫だったと思います。
南 私は、途中出場が多かったけれど、相手に簡単にシュートに持ち込まれたこと、セットプレーのとき、先にボールに触られたことなどが改善点だと気づかされました。
――当時の大会の位置づけは?
長野 年間で最も重要な公式戦と捉えていて、正直、命を懸けるくらいの気持ちで戦っていました。クラブは、私たちが初めて出場するまでに3連覇していたので、その記録を自分たちの代で途絶えさせることは許されないと必死でした。
南 先輩たちから「4連覇、5連覇してこい」とハッパをかけられて、正直プレッシャーがありました(笑)。大会は「学びの場」でした。同じチームにはCBの長部香澄さんという選手がいて、同じポジションの私は先輩を見て、「自分もいつかあんなプレーをしたい」と思っていました。他チームにも素晴らしい選手がたくさんいて、多くを吸収できました。
長野 小学生のときはずっと男子とボールを蹴っていたので、中学1年生のときに初めて女子の全国大会の存在を知りました。例えば、新潟の瀧澤莉央選手(現神奈川大)は「うまいな」と感じましたし、いろいろな相手と戦うことで自分の世界が広がったと思います。
楽しんだ上で何かを得てその先に生かしてほしい
――翌年の第17回大会は、決勝までの4試合のうち3試合が1点差の接戦でした。
南 2回戦の京都精華中学校戦、3回戦のJFAアカデミー福島戦(ともに1-0)は、本当に苦しかったです。2回戦は0-0のままPK戦に入る展開も覚悟していましたが、試合終了5分前に長野選手が打ったロングシュートがきれいに決まりました。
長野 終盤だったので、違いを生むには点を取るのが一番だなと。パスを受けてターンするときからシュートを打つと決めていました。何よりの収穫は、2回戦、3回戦と苦しい試合を乗り越えたことでチームが成長した点です。準決勝はエルフェン狭山マリに先制された後も余裕がありました。
南 自信に満ちあふれていたというか、失点しても「全く問題ない」という気持ちでした。実際、仲間がすぐに点を取り返してくれました。試合を重ねるごとにチームがレベルアップしていくのが分かりました。
――初めて優勝したときと、2回目の優勝で違いはありましたか。
南 どちらもうれしかったのですが、2度目のときは後輩に頼られる立場だったので「やるしかない」というプレッシャーと戦っていた気がします。決勝では、それまでの試合以上に攻め込まれたけれど、PK戦の末に粘り強く勝ったことが印象に残っています。
長野 連覇しなければいけないという思いがあった分、優勝したときの喜びは2回目の方が大きかったです。同時に、「絶対に勝てる」と自分たちを信じていて、優勝しか見えていませんでした。
――中学時代に身につけ、現在も継続して取り組んでいるものはありますか。
南 相手が上級生の場合、普通にプレーしているだけでは通用しません。アタッカーに対して粘り強く食らいつき、ゴール前で体を張る意識は中学1、2年生のときに身についたと思います。いま、トップチームの選手たちと練習しているときも、当時の経験があるからこそ、臆することがないのだと思います。
長野 走ること、ハードワークすることです。中学1年生のころは体力がなく「このままではダメだ」と思って、週二日のオフを返上して1時間走り、その後は自主練を続けました。
サッカーでは、年齢に関係なく、相手のチームより走らないと勝てないですし、よりハードワークしたら優位に試合を運べる。それは浦和にいたからこそ得たものだと思います。
――最後に、今大会に出場する選手へのメッセージをお願いします。
南 全国各地のチームが集まるので、普段は戦えないチームと対戦することによって、いろいろなものを吸収できます。選手たちには楽しんだ上で何かを持ち帰り、その先のサッカー人生につなげていってもらいたいです。たくさん経験してほしいです。
長野 チャレンジすること、楽しむことにこだわってほしいです。チャレンジすれば、いまの自分に何ができて、何ができないかが見つかり、それが成長するための材料になります。全力でプレーして、できる限り長く大会を楽しんでください。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会メインビジュアルに「GIANT KILLING」の椿大介選手を起用
サッカー日本一を決める「第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会」が今年も8月27日より全国各地で開催されます。
その大会を盛り上げるメインビジュアルがこの度完成しました。
今大会のメインビジュアルは、前回大会の達海猛監督に引き続き、人気サッカー漫画「GIANT KILLING」より、チームの要である椿大介(つばきだいすけ)選手を起用することとなりました。
一発勝負のカップ戦である天皇杯の醍醐味といえる「ジャイアントキリング」が、この漫画のコンセプトと合致し、作者であるツジトモ先生による描き下ろしイラストにより、今大会を盛り上げていきます。
なお、本ビジュアルはポスター・チラシのほか、大会公式プログラムの表紙等に使用されます。
「GIANT KILLING」
弱小プロサッカークラブ【ETU イースト・トーキョー・ユナイテッド】の監督を主人公として、タイトル通り「番狂わせの大物喰い=ジャイアント・キリング」を描いたサッカー漫画。2007年6号から『モーニング』(講談社)にて連載されている。ポップ&ソリッドな絵と演出で、プロ野球選手のリアルを描き出した読み切り作品『スリーストライクス』で、連載開始前からコアなファンを獲得していた漫画家、ツジトモ。原案を務めたのは、アトランタオリンピック世代のプロサッカー選手のリアルを描きサッカーフリークスの熱い支持を得た『U-31』の原作者、綱本将也。
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1-3回戦チケット販売概要
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦 テレビ放送予定
TV放送決定のお知らせ AFCフットサルクラブ選手権タイ2016 決勝 名古屋オーシャンズ(日本) 対ナフト・アルワサト(イラク)
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 開幕
ピックアップマッチ
岡山湯郷Belle U15 4-0(前半1-0、後半3-0)北海道リラ・コンサドーレ
全国の予選を勝ち抜いた32チームが日本一を争う「第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会」が7月23日(土)、大阪府堺市で開幕しました。
大会初日を迎えたこの日は1回戦8試合が開催され、初勝利を目指す岡山湯郷Belle U15(中国1/岡山)と、創部2年目で初の全国大会に挑む北海道リラ・コンサドーレ(北海道2/北海道)が対戦しました。
8分に井野梨音選手が左サイドを抜け出し、GKと1対1の場面をつくるなど、序盤は湯郷ペースで試合が進みました。しかし、初戦の緊張からかゴール前での動きが鈍く、チャンスを生かし切れないまま時間が経過していきます。対する北海道は、10分に中島未夢選手が好機を演出。中盤でのインターセプトから一気にゴール前まで持ち込み、シュートを狙いましたが湯郷DFに阻まれ、ゴールネットを揺らせません。
拮抗した展開が続く中、試合が動いたのは29分。神田絢音選手の攻撃参加から湯郷がCKを獲得すると、ゴール前にクロスを展開。混戦から頭一つ抜け出した嶋田華選手が「いいボールを蹴ってくれたので、競るだけでした」と頭で合わせて均衡を崩します。
「1点を奪ったことで、みんなの気持ちが楽になった」(難波桃子選手)という湯郷は、後半に入って持ち味の攻撃力を発揮。37分には、右からのクロスボールがゴール前でこぼれたところを小林亜耶奈選手が押し込んで北海道を突き放すと、52分にも井野選手が加点し、リードを3点差にまで広げました。試合終了間際の58分には、途中出場で入ったばかりの片山真鞠選手も高い位置でのボール奪取から4点目を決めて、タイムアップ。2度目の出場となった湯郷が、うれしい大会初勝利をつかみました。
監督・選手コメント
谷口博志監督(岡山湯郷Belle U15)
初出場の昨年は、PK戦で12人目までもつれる試合となりましたが、初戦で負けてしまいました。今年は1回戦の難しさを感じながら、どう試合に入るかと考えていました。その中で、硬さが出た影響でボールが思うように動かせず、あらためて1回戦の難しさを痛感しました。一つ勝てたことは彼女たちの自信につながるでしょう。この一年間、成長した部分がたくさんありますし、2回戦からどんどん調子が上がると思います。
難波桃子選手(岡山湯郷Belle U15)
立ち上がりは1年生も多かったので、緊張してしまい、思ったプレーができませんでした。サイドから崩すのが特徴なのに、運動量が足りず、ゴール前に飛び込むことができませんでした。それでも、いつもどおりプレーすれば、みんないいプレーができるので、「落ち着いていこう」とずっと声をかけていて、1点を奪ってからは本来のプレーができるようになったと思います。ここで悔しい思いをした昨年の3年生から、試合前に「頑張ってね」とメッセージをもらいました。みんなの思いが今日のプレーに表れたと思います。
宗像訓子監督(北海道リラ・コンサドーレ)
残念な結果に終わりましたが、結果以上に自分たちのやりたいことができなかったのが悔やまれます。前半から前にいくことができていたのに、決め切れず、自ら苦しい展開にしてしまいました。守備でもグループではなく、一人で奪いにいく場面が多くなり、体力を消耗しました。一方で、前半の内容など、選手たちは「少しは通用する」という手応えをつかんだと思います。勝敗を分けるのは、ほんの少しの差だと思うので、これからその差をどう埋めていくかが大事になります。
齊藤菜々香選手(北海道リラ・コンサドーレ)
初出場だったので、全国で通用するプレーをして、まずは1勝することを目標に掲げていましたが、4失点した上に1点も奪えず本当に悔しいです。前半は守備から攻撃への切り替えがうまくいっていたと思うのですが、最後まで持ちませんでした。今大会は、同じ中学生で自分たちより強い選手がたくさんいると知ったことが収穫です。また、全国のチームは攻撃の緩急をつけること、運動量が豊富ということも感じました。これからは失点してから早く切り替え、最後まで全力を出し切れるチームを目指します。
その他の試合結果
セレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪)7-0(前半4-0、後半3-0)NJSS(九州3/長崎)
青崎フットボールクラブHanako Clover’s(中国2/広島)0-4(前半0-3、後半0-1)ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15(関東2/千葉)
NGU名古屋FCレディース(東海3/愛知)0-0(前半0-0、後半0-0、PK3-1)白岡SCL(関東4/埼玉)
FCみやぎ(東北1/宮城)0-5(前半0-2、後半0-3)日テレ・メニーナ・セリアス(関東7/東京)
藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー(東海2/静岡)4-1(前半2-1、後半2-0)クラブフィールズ・リンダ(北海道1/北海道)
INAC神戸レオネッサU-15(関西2/兵庫)4-2(前半2-1、後半2-1)楠クラブレディース(東海5/三重)
Dream Spread FC宮崎(九州4/宮崎)0-6(前半0-3、後半0-3)浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース(関東1/埼玉)
昨年の女王セレッソ大阪堺ガールズはNJSSに7得点を奪って大勝。25日の2回戦ではジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15と対戦します。NGU名古屋FCレディースと白岡SCLの一戦は両者譲らず、PK戦にまでもつれた末、3人のキッカーが成功した名古屋が勝利を収めました。大会初参加となったINAC神戸U-15は、森文佳選手の先制点を皮切りに4点を奪って初勝利を獲得。その他、過去に優勝経験を持つ日テレ・メニーナ・セリアス、藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルーと浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユースの3チームも2回戦へと駒を進めています。
JFA-TV
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
大会情報はこちら
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 1回戦の残り8試合を実施
ピックアップマッチ
常葉学園橘中学校女子サッカー部 2-1(前半1-0、後半1-1)福岡女学院中学校サッカー部
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会は、7月24日(日)に大会2日目を開催。初日に引き続き、1回戦8試合を行い、2回戦へと進む16チームが出そろいました。
第1試合では、3年ぶりに全国の舞台に立った常葉学園橘中学校女子サッカー部(東海4/静岡)と、2年連続出場の福岡女学院中学校サッカー部(九州5/福岡)が対戦。1回戦では唯一の中学校同士の対決は、序盤から「自分たちの強み」と李正美監督が評するサイド攻撃で常葉橘がチャンスをつくります。最初の決定機は7分。左サイドでボールを持った名和真理奈選手のパスが逆サイドに渡り、池田紫音選手がフリーでゴール前に飛び出しましたが、シュートは枠を捕えることができません。
対する福岡も、時間の経過とともに「相手はドリブルがとてもうまくて、最初は大変だったけれど、徐々に慣れてきた」(佐藤寧選手)と守備が機能し始めます。自陣でボールを奪うと手数をかけずに相手DFの背後を狙いますが、得点には至りません。試合が動いたのは給水による中断直後の18分。相手GKのキックをインターセプトした小林莉々子選手がそのまま浮き球のシュートを放つと、これがGKの頭上を抜き、常葉橘の先制点となりました。
このままでは終われない福岡にも、後半開始直後にチャンスが到来。34分、石川楓選手が高い位置でボールを奪うと、ループシュートを決めて追い付きましたが、38分にカウンターアタックから小林選手がGKとの1対1となりゴールを決められ、再び常葉橘を追い掛ける展開を強いられます。最後まで諦めない福岡は、40分に途中出場の松本玲音選手のミドルシュートで常葉橘のゴールを脅かしましたが、クロスバーを直撃し、得点にはならず。接戦をものにした常葉橘が2回戦進出を決めました。
監督・選手コメント
李正美監督(常葉学園橘中学校女子サッカー部)
チームとして、「ボールを持ったら何かする」という積極性を持った選手の育成を目指しています。今日の試合は、選手たちがボールを持ったときに個性を発揮した結果、勝利につながったと思います。3年ぶりの出場で全国大会を経験していない子ばかりですが、緊張ではなく、「やるぞ!」という気持ちに満ちていて、試合前日からいい表情をしていました。試合前も、「これまでやってきたことを前向きにチャレンジしよう」と声を掛けるだけでした。1回戦に勝ったことで、次につながると思います。
水上玲選手(常葉学園橘中学校女子サッカー部)
試合が始まってからは初戦の緊張感があったので、自分とみんなのモチベーションを上げるために声を出し続けるよう心掛けていました。攻撃は前半からいい形ができていましたし、守備も全国大会の相手は、点を奪うためにどんどん仕掛けてくるので、自分たちは後ろでボールを持ち過ぎてはいけないということを学びました。チームの目標はベスト4。ここに来て、突然うまくなることはないので、これまで練習や試合で積み重ねてきたことをしっかりと試合で出し切ることが大事だと思っています。
鶴原優監督(福岡女学院中学校サッカー部)
自分たちは、おとなしい選手が多いチームですので、選手たちのみでの話し合いを増やすことで、自主性を育んできました。少しずつ変化が見えてきたのですが、今日の試合ではメンタルの弱さが露呈し、「やってやるぞ!」という気持ちに持っていくことができませんでした。前線でボールに触れる場面で触れなかったり、パスをつなげる場面で蹴ってしまったり、消極的なプレーが敗因になったと思います。今回の悔しい思いを忘れず、これからもレベルアップしてほしいです。
佐藤寧選手(福岡女学院中学校サッカー部)
1週間前にけがから復帰したばかりで不安がたくさんありましたが、自分が抜かれてもみんなが何度もカバーしてくれました。周囲の支えのおかげでキャプテンとして試合に出場することができ、よかったです。先に失点しても、みんなで協力して諦めなければ必ず同点に追い付けると学べたことも大きな収穫です。チームには、他の中学校に通う3年生がいて、そのうち4人が今大会を最後に引退します。一緒に遊んだり、いろいろなところへ遠征に行ったり、たくさんのいい思い出がありました。1日でも長く4人とプレーしたかったので、今日は結果が残せず残念です。
その他の試合結果
丸岡RUCKレディース(北信越1/福井)0-2(前半0-1、後半0-1)ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ(関東5/神奈川)
神村学園中等部女子サッカー部(九州1/鹿児島)4-2(前半3-1、後半1-1)愛媛FCレディースMIKAN(四国2/愛媛)
FCヴィトーリア(関西4/大阪)5-2(前半3-0、後半2-2)栃木サッカークラブレディース(関東8/栃木)
徳島ラティーシャ(四国1/徳島)3-0(前半1-0、後半2-0)ベガルタ仙台レディースジュニアユース(東北2/宮城)
富山レディースサッカークラブ(北信越2/富山)0-2(前半0-0、後半0-2)スフィーダ世田谷FCユース(関東6/東京)
神戸フットボールクラブレディース(関西3/兵庫)1-1(前半0-0、後半1-1、PK3-2)大分トリニータレディース(九州2/大分)
十文字中学校(関東3/東京)1-4(前半0-3、後半1-1)JFAアカデミー福島(東海1/静岡)
ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレは、激戦区・関東大会地域予選を勝ち抜いた勢いをそのままに、全国大会の常連である丸岡RUCKレディースを下し、全国初勝利を達成。神村学園中等部は愛媛FCを4-2で下し、9年ぶり4度目の日本一に一歩前進しました。7点が飛び交う撃ち合いとなったFCヴィトーリアと栃木サッカークラブの一戦は、5-2でFCヴィトーリアに軍配が上がりました。徳島ラティーシャとスフィーダ世田谷は、ともに完封勝利で2回戦進出を決めています。PK戦までもつれ込んだ神戸FCと大分の一戦は、PK戦で3人が成功した神戸FCが勝利。昨年、決勝戦で涙をのんだJFAアカデミー福島は4ゴールを奪って十文字を下し、好発進しています。
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第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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AFCフットサルクラブ選手権タイ2016 名古屋オーシャンズ、3度目のアジア制覇!
フットサルのアジアNo.1クラブチームを決める「AFCフットサルクラブ選手権タイ2016」が7月15日(金)から23日(土)の間、タイのバンコクで開催され、日本からはFリーグを制した名古屋オーシャンズが出場しました。
2大会ぶりの優勝を目指す名古屋は、グループステージ初戦でオーストラリアのヴィック・ヴァイパーズと対戦。スペインからこの大会のために期限付きで補強された吉川智貴選手のゴールで先制するも、一度は逆転を許し、結局2-2のドローで終えました。続く第2戦は、1万人を超える大観衆の後押しを受ける地元のチョンブリ・ブルーウェーブ(タイ)に1-3で敗れ、名古屋はグループステージを1分1敗で終えたものの得失点差により、かろうじて第1回大会から7大会連続となるノックアウトステージに進出しました。
そして19日(火)に行われた準々決勝では、昨年優勝のタシサット・ダリアエイ(イラン)と対戦。昨年もこのチームに同じ準々決勝で敗れ雪辱を期す名古屋は、2-2のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込みましたが、日本代表GK関口優志選手の活躍でこれを制しました。
続く準決勝のディッバ・アルヒッシン(UAE)戦も先制を許す苦しい展開でしたが、前半のうちに試合をひっくり返すとそのまま3-1で押し切り、名古屋は2大会ぶりとなる決勝に進出。イラクのナフィト・アルワサトとの対戦となった決勝戦は両チームが激しい点の取り合いを見せるシーソーゲームとなりました。延長戦終了間際に星龍太選手の起死回生となるゴールで同点に追いつき、PK戦となりましたが、これを6-5で制し、名古屋が2大会ぶり史上最多となる3度目の優勝を果たしました。
AFCフットサルクラブ選手権タイ2016 名古屋オーシャンズの試合結果
グループステージ
第1戦 7月16日(土)
名古屋オーシャンズ 2-2(前半1-0、後半1-2)ヴィック・ヴァイパーズ(オーストラリア)
【得点】吉川智貴、酒井ラファエル良男
第2戦 7月17日(日)
名古屋オーシャンズ 1-3(前半0-1、後半1-2)チョンブリ・ブルーウェーブ(タイ)
【得点】安藤良平
準々決勝 7月19日(火)
名古屋オーシャンズ 2-2(前半1-1、後半0-0、延長1-1、PK3-2)タシサット・ダリアエイ(イラン)
【得点】酒井ラファエル良男、齋藤功一
準決勝 7月21日(木)
名古屋オーシャンズ 3-1(前半3-1、後半0-0)ディッバ・アルヒッシン(UAE)
【得点】酒井ラファエル良男、安藤良平、吉川智貴
決勝 7月23日(土)
名古屋オーシャンズ 4-4(前半2-2、後半1-1、延長1-1、PK6-5)ナフィト・アルワサト(イラク)
【得点】吉川智貴、齋藤功一、酒井ラファエル良男、星龍太
大会結果
優勝:名古屋オーシャンズ(日本)
2位:ナフト・アルワサト(イラク)
3位:チョンブリ・ブルーウェーブ(タイ)
表彰
フェアプレー賞: ディッバ・アルヒッシン(UAE)
大会最優秀選手: ファルハド・タバコリ(ナフィト・アルワサト)
大会得点王: ジラワット・ソーンウィチアン(チョンブリ・ブルーウェーブ) 6得点
名古屋オーシャンズ監督・選手コメント
ペドロ・コスタ監督
まずは相手チームを称えたいです。難しいゲームで最大限の力を出さなければならず、本当に力強いチームでした。
次に称えたいのは私のスタッフたちです。マネージャーはクラブのために選手のために、朝から夜まで仕事をしてくれました。通訳がいなければ、私の言葉はピッチに届きません。ピッチで見える強さはアシスタントコーチ、彼のおかげです。ドクター、トレーナーは選手のコンディションをしっかりと調整してくれました。ありがとうございます。ここにいるスタッフ全員が喜びを分かち合えることができてよかったです。今は、素晴らしい結果に嬉しすぎて言葉が見つかりません。
そして、過去2人の監督にも感謝しなければなりません。私が選手時代に最後の監督だったビクトル・アコスタ監督、そして、名古屋オーシャンズに来た時のアジウ監督。この2人から学ぶべきことが本当に多くありました。監督に就任して3ヶ月で、このような名誉あるタイトルをとれたことをとても光栄に思います。今大会に入る前、リーグ戦で思うような結果が出ず、非常に不安な要素がありました。しかし大会を重ねるごとにチームのレベルや状態が良くなり、この大会を通して、チームは非常に成長したと思います。たとえ先制点を許したとしても、それを引っ繰り返せる力をつけたり、粘り強く戦える精神力をつけました。
日本に帰ったらFリーグがはじまります。リーグ戦へ向けて、ここでの経験を最大限に出して戦っていきたいと思います。そして最後に、私の家族に感謝したいと思います。たとえどんなに離れていてもいつも私たちは側にいます。
本当にこれ以上言葉になりません。ありがとうタイ、ありがとうAFC。
篠田龍馬選手
家族のようなこのチームでアジアのタイトルを獲れたことをとても嬉しく思います。個人的には出場機会がありませんでしたが、僕は幸いにも親や恩師、そしてたくさんの偉大な先輩方から、苦しいときやうまくいかないときにどんな立ち振る舞いをするかでその人間の本質が分かるということを学んできました。エゴは捨てて、自分に何ができるか考えて行動してこれたと思います。最高の結果を出してくれたチームメイトに感謝します!そして日本から応援してくださったたくさんの方々、ありがとうございました!
関口優志選手
今シーズンに移籍して初のタイトルを獲れたことはとても嬉しいです。この勢いをFリーグにつないで10連覇できるように頑張ります。
吉川智貴選手
まずはたくさんの応援ありがとうございました。個人的には2月に行われた日本代表のAFCフットサル選手権で敗れてしまい、非常に悔しい思いをしていたので、今回の大会にかける気持ちはとても強かったです。また日本のフットサルが強いということをアジアに示せて本当に良かったと思います。今は本当に最高の気分です。
酒井ラファエル良男選手
誰も名古屋オーシャンズの優勝を信じていなかったこの大会で、苦しいプレッシャーをはねのけて優勝できたことを誇りに思います。一番大切なことは優勝することだったので本当に良かったと思います。
星龍太選手(キャプテン)
第一に、応援ありがとうございました。アジアのタイトルを獲れたことは非常に大きなことですし、とても光栄に思います。新しいオーシャンズとして踏み出した一歩なので、これに慢心せずFリーグのタイトルを獲って二歩、三歩と歴史を築いていきたいです。
中村友亮選手
チームのみんなを信じてチーム一丸となって優勝できたことを本当に嬉しく思います。また日本に戻って一から頑張りたいです。
齋藤功一選手
応援ありがとうございました。たくさんの人に支えられ、チームが一つになって得ることのできた結果だと思っています。また、良い事、悪い事全てを含めて自信になりました。しっかりと気を引き締め、これからも頑張りたいと思います。
田村研人選手
このメンバーで結果を出すことができて非常に嬉しいです。今まで以上に誇りや自覚を持ってこれからの試合、練習に取り組んでいきたいです。
八木聖人選手
あらためて、一緒に戦った選手たちを素晴らしく逞しく思いました。スタッフも含めて一丸となれたことが優勝につながったと思います。日本に戻ったらメンバー争いがさらに激しくなると思うのでまた練習から頑張ります。応援ありがとうございました。
セルジーニョ選手
AFC選手権には周りの人たちを驚かせるために来ました。今はこのタイトルを獲ってチームで喜んでいますが、日本に着いた瞬間にFリーグのことのみを考えて切り替えたいと思います。
橋本優也選手
アジアナンバーワンになれたことはとても嬉しく思います。しかしシーズンはまだ続きます。残りのタイトルを全て獲れるように努力していきたいと思います。応援ありがとうございました。
前鈍内マティアスエルナン選手
昨シーズンから変わったこの新しいチームで、AFC選手権を優勝できたことを本当に嬉しく思います。この結果はチームが一つになれたからだと思っています。仲間を信じて残りのタイトルを全て獲りにいきます。
安藤良平選手
素晴らしい経験ができた大会でした。日本に帰ったらFリーグが始まるので、成長した姿を見せられるようにさらに頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会ベスト8進出チームが決定
ピックアップマッチ
徳島ラティーシャ 2-1(前半2-1、後半0-0)スフィーダ世田谷FCユース
第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会は、7月25日(月)に2回戦8試合を開催しました。
徳島ラティーシャ(四国1/徳島)とスフィーダ世田谷FCユース(関東6/東京)の一戦は、開始早々に試合が動きました。4分に世田谷がサイド攻撃からCKを獲得すると、ゴール前に上がったクロスボールに浦部美月選手が頭で合わせて均衡を崩しました。先制された徳島も、すぐさま反撃開始。13分に中央突破した前田佳澄選手のパスから田中美絃選手が決めて振り出しに戻すと、15分には大西歩花選手が左CKからヘディングシュートを叩き込みました。
1点をリードして折り返した徳島でしたが、後半は、瀧下まひる選手を中心に何度もサイド攻撃を仕掛ける世田谷に押し込まれる時間が続きます。加えて、44分には守備の要である大西選手が右足を負傷。治療でピッチから離れる間、徳島は10人での戦いを強いられましたが、「選手たちは、大西がダメなら自分が頑張ろうという気持ちを見せてくれた」(太田宏監督)と、体を張った守りで2点目を与えません。
57分にはゴール前の混戦から世田谷の間彩祐選手に決定的なシュートを打たれましたが、金澤伊純選手が好セーブで阻止。直後にもCKからゴールポスト直撃のヘディングを浴びるも、徳島は運も味方につけて逃げ切りに成功、ベスト8進出を果たしました。
監督・選手コメント
太田宏監督(ラティーシャ徳島)
今日の勝利はベンチの選手、保護者の声援にも助けられましたが、一番の勝因はピッチに立っていた子どもたちの頑張りのおかげです。苦しい時間帯も選手同士が声を掛け合い、集中力を保ってくれたのが大きかったです。今回が3度目の出場ですが、チーム力はこれまでで一番。3学年のつながりがとても深く、常に全体で話し合いをしながら、いま何をすべきか模索しています。大会が始まるまでは初戦突破が目標でした。準々決勝以降も、一戦必勝で頑張ります。
原田風花選手(ラティーシャ徳島)
先制点を奪われても、落ち込むことなく前半のうちに2点を奪い返すことができたのが大きかったです。後半は大西さんがけがで離脱しましたが、「彼女の分まで頑張ろう」と、みんなで最後まで力を出し切ることができました。この大会に向けて、ボールを持った相手に対してアプローチの練習を徹底してきました。ここまでの2試合は、全員が練習の成果を発揮できていると思います。次の試合にも勝って、メダルを手にしたいです。
赤坂隆史監督(スフィーダ世田谷FCユース)
セットプレーから幸先よく得点したところまでは順調でしたが、その後、相手の攻撃を防ぎ切れずに2失点してしまったことが悔やまれます。彼女たちは、大会の1カ月前からようやくまとまってきました。関東大会で厳しい戦いが続いていたので、全国で1勝できただけでも奇跡的で、選手たちはよく頑張ってくれたと思います。敗れたことで、さらに成長すると思いますし、今後は上のカテゴリーで悔しさを晴らしてほしいです。
浦部美月選手(スフィーダ世田谷FCユース)
かつて、私たちはまとまりを欠いており、チームの雰囲気も決してよくありませんでした。それでも昨年、「このままではいけない」と思い、みんなで話し合った結果、徐々にグループとして戦うことができてきました。この大会はU-15年代で最も重要なイベント。3年間、ともに戦ってきた仲間とこれまでの集大成を見せるため、親や支えてくれてきた方々への感謝を胸に全国制覇を目指してきました。今日もたくさんの声援を送ってもらったので、期待に応えたかったです。
その他の試合結果
セレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪)0-1(前半0-0、後半0-1)ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15(関東2/千葉)
岡山湯郷Belle U-15(中国1/岡山)0-0(前半0-0、後半0-0、PK3-4)NGU名古屋FCレディース(東海3/愛知)
日テレ・メニーナ・セリアス(関東7/東京)2-0(前半1-0、後半1-0)藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー(東海2/静岡)
INAC神戸レオネッサU-15(関西2/兵庫)1-0(前半0-0、後半1-0)浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース(関東1/埼玉)
ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ(関東5/神奈川)3-0(前半1-0、後半2-0)常葉学園橘中学校女子サッカー部(東海4/静岡)
神村学園中等部女子サッカー部(九州1/鹿児島)3-1(前半1-0、後半2-1)FCヴィトーリア(関西4/大阪)
神戸フットボールクラブレディース(関西3/兵庫)1-9(前半0-6、後半1-3)JFAアカデミー福島(東海1/静岡)
準々決勝展望
大会4日目の7月27日(水)は、準々決勝4試合を開催。第1試合では、2回戦で前回大会の女王・セレッソ大阪堺を破ったジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15と、NGU名古屋FCレディースが対戦します。両者はともに2試合連続完封勝利を収めているとおり、堅守が持ち味です。
4強入りを懸けた戦いは最後まで見逃せない展開が予想されます。2年ぶりの栄冠を目指す日テレ・メニーナ・セリアスと、「初出場初優勝」を目標に掲げるINAC神戸U-15の一戦も注目です。キャプテンの渡邊那奈選手が、「昨年は全国大会すら出られず本当に悔しい想いをした。一年間、このメンバーで頑張ってきたのでもう一度、日本一に立ちたい」と話すように、日テレ・メニーナ・セリアスは2度目のタイトルに向けて気合十分。対するINACは「この大会に入ってから気持ちを強く持つことができている。浦和にしっかりと勝ち切ったので、これから勢いが出てくると思う」(中尾純菜選手)と2回戦で優勝候補を撃破した勢いを維持して、高みを目指します。
初出場ながらベスト8入りを果たしたノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレは、キャプテンの大森そよ風選手を中心とした守りで2試合続けて無失点で勝利。準々決勝では、2試合7得点を奪っている神村学園の攻撃を封じられるか注目です。徳島は昨年のファイナリストであるJFAアカデミー福島と対戦。「一人一人の球際が強くなった」と太田監督が話す徳島が、2回戦で9得点を奪った福島の攻撃陣をいかに抑えるかが勝敗を左右しそうです。
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第21回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会
2016年7月23日(土)~2016年7月30日(土)
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第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会 8月4日(木)に開幕
U-18年代のフットサルチーム日本一を決する第3回全日本ユース(U-18)フットサル大会が、8月4日(木)に開幕します。全国各地の全16チームが仙台に集結、7日(日)の決勝を目指します。ここでは、前回大会をプレーバックします。
第2回大会にも16チームが出場し、4チームずつ4グループに別れて1次ラウンドを行ない、各グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出しました。
準々決勝に駒を進めたのは、エスパッソU-18(東海/静岡)、FC聖和学園(東北1/宮城)、帝京長岡高等学校サッカー部(北信越/新潟)、北海道釧路北陽(北海道3/北海道)、岡山県作陽高等学校(中国/岡山)、京都府立久御山高等学校(関西1/京都)、PSTCロンドリーナU-18(関東1/神奈川)、札幌大谷高等学校(北海道2/北海道)。
4試合のうち3試合が1点差という接戦を繰り広げた末、エスパッソ、釧路北陽、岡山県作陽、PSTCロンドリーナが準決勝に勝ち名乗りをあげました。
同時刻のキックオフとなった準決勝、ゼビオアリーナ仙台では、エスパッソと釧路北陽が対戦しました。試合は序盤から釧路北陽の攻撃が機能し、2-1とリードして折り返します。後半も効率良く加点し、5-2でエスパッソを退けました。仙台市体育館で行われた岡山県作陽とPSTCロンドリーナの一戦は、最後まで試合の行方が分からない手に汗握る展開に。一時は6-2とリードしていた岡山県作陽、試合終了間際にPSTCロンドリーナの反撃に遭い、1点差まで追い上げられます。それでも相手の猛攻を何とかしのぎ、6-5で決勝進出を果たしました。
釧路北陽と岡山県作陽による決勝は、大会を象徴するかのような接戦になりました。開始早々、釧路北陽の松野史靖選手が先制すると、岡山県作陽は今川朋睦選手のゴールですぐさま追い付きます。この後、両者1点ずつを奪って迎えた9分、今川選手がCKからこの日、2点目の得点を挙げ、岡山県作陽にリードをもたらしました。
後半は前半と打って変わり、両チームが互いの戦い方をうかがい、慎重に試合を運びます。試合が動いたのは36分。釧路北陽が、大西一生選手のゴールで試合を3-3の振り出しに戻しました。残り時間が少なくなり、このまま延長戦に突入するかと思われた40分、岡山県作陽の眞中佑斗選手が鮮やかなドリブルシュートを突き刺しました。試合はこのまま岡山県作陽が4-3で勝利し、第2回大会の頂点に輝きました。
岡山県作陽は、ディフェンディングチャンピオンとして第3回大会に出場します。高校生フットサルプレーヤーたちの戦いにぜひ注目してください。
スルガ銀行チャンピオンシップ2016 IBARAKI 記者会見を7/28 15:00からインターネットライブ配信
日本サッカー協会は、7月28日(木) 15:00(予定)より、「スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦」記者会見の模様を、公式Webサイト「JFA.jp」上でインターネットライブ配信いたします。
詳しくは、7月28日(木) に「JFA.jp」をご確認ください。
※回線の状況や閲覧環境により、一部ご覧いただけない場合がございます。予めご了承ください。
登壇者
公益財団法人日本サッカー協会会長 田嶋幸三
スルガ銀行株式会社代表取締役会長 岡野光喜
鹿島アントラーズ監督 石井正忠
鹿島アントラーズ選手 1名
スルガ銀行チャンピオンシップ 2016 IBARAKI
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ 王者決定戦
鹿島アントラーズ(日本/2015Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝チーム)
対 インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア/コパ・スダメリカーナ2015 優勝チーム)
2016年8月10日(水) 19:00キックオフ(予定)/16:00 開場(予定)
茨城/茨城県立カシマサッカースタジアム