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「次のステージにつながる活動にしてほしい」高橋健介フットサルインドネシア代表監督インタビュー 第15回全日本大学フットサル大会 #jfa #JYD

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第15回全日本大学フットサル大会が8月23日(金)に開幕します。ここでは大学時代に順天堂大学ガジルを立ち上げ、その後フットサル日本代表にまで登りつめた高橋健介さん(現フットサルインドネシア代表監督)に、大学時代の思い出や大会に出場する選手へのメッセージを聞きました。

――大学時代の一番の思い出は何ですか?

高橋 やっぱりフットサルですね。大学3年まではサッカー部で活動していましたが、その頃にフットサルと出合って3年生の終わりにはプレデター(現バルドラール浦安)の練習生になっていました。また、自分たちの年代でフットサルの同好会(現在の順天堂大学フットサル部ガジル)を立ち上げて、プレデターで練習したことを自分なりに解釈し、選手兼コーチとしてみんなに伝えていました。現在、インドネシアの代表監督をしていますが、僕自身の指導者のキャリアは、その時から既にスタートしていたとも言えるかもしれません。

――順天堂大学ガジルは、大学フットサルを代表するチームになりました。当時はどんなチームだったのでしょうか。

高橋 競技の側面でいうと、レベルは低かったですね。当時、朝練習だったのですが、集まってくるのは私とマネージャーと、もう一人、二人いるかなというくらいで、まさに同好会という感じでした。私にとっては自主トレの場所であり、プレデターで分からなかったことを消化するすごく重要な場所だったんです。プレデターに一員として、当時日本最高峰リーグだった関東リーグの試合に出ながら、ガジルで学生リーグに出て自信と経験をつけていきましたね。今も何年かに一度は練習を見に行くことがありますが、私が選手だった当時とは、全く違ってしっかり取り組んでいますね。

――高橋さんは、どんな大学生だったんですか?

高橋 それなりに文武両道だったんじゃないかなと思いますね(笑)私の夢は教師になることだったので、サッカーだけではなく勉強との両立は常に意識していました。蹴球部でも「サッカーで成長するプロセスと勉強ができるようになるプロセスは一緒なのだから良い成績を取りなさい。勉強面で成長しない選手がサッカーで成長するはずがない」と言われたことに納得できたことで、さらにできることはしっかりやろうと考えていました。テストの合計点は学年で一桁台に入っていることも多かったですし、最終的には首席で卒業しました。また、フットサルでも2004年にチャイニーズ・タイペイで行われたフットサル世界選手権(現FIFAフットサルワールドカップ)に出場したので、オリンピックの出場選手とともに表彰されるはずだったのですが、卒業式と代表合宿が重なっていたので卒業式に出られなかったんです。周りからは「変わっちゃったね」とイジられましたね。

――本大会にはどのような印象がありますか?

高橋 私が大学生の時は、まだこの大会がなかったのでうらやましいというのはあります。自分の立場としては、この大会からFリーグやフットサル日本代表、そして海外でプロを目指したいという選手が一人でも多く出てくるようになることを願っています。大学フットサルの環境は、Fリーグのクラブの環境とも近い、もしくはそれ以上に成長するための時間や環境があると思いますし、今のフットサル界にとってはすごく貴重な環境だと思います。

――トップレベルで活躍するためには、何が必要ですか?

高橋 本当にそうなりたいのかどうかだと思います。そう本気で思えれば自然とそのためにはどうするかを考えると思います。「Fリーグでプレーしたい」「日本代表でプレーしたい」ならば、その時に何をやるべきか。そしてやれることを全部やっているのか。自分と向き合って、なりたい自分の姿から逆算していけば、今、何をすればいいかが変わってくると思います。

――長らく日本代表として活躍した高橋監督は今、インドネシアで指導者をしていますが、どのようなことをしていますか?

高橋 フットサルのインドネシア全カテゴリーの代表監督ですね。フル代表に加えて、U-20フットサルインドネシア代表、フットサルインドネシア女子代表でも指揮を執っています。

――大学生年代の指導者にアドバイスはありますか?

高橋 カテゴリーからすると、一般的には、代表チームの監督と大学生チームの監督では、大学生チームの監督の方が下に見られるのかもしれません。でも、実際は下の年代に行けば行くほど、指導者の能力がより高くないと務まらないなと痛感しています。特にインドネシアに来てフットサルの経験が浅い若い選手が多いので自分の伝え方一つで、選手が混乱してしまうということを何度も経験してきました。トッププレーヤーなら少し伝えれば理解されることが、育成年代だとなかなか伝わり切らない。その中で理解してもらえない根本的な原因を探してチームを積み上げていくのは大変なことなので、大学生チームの指導者を含め、育成年代の指導者にはリスペクトしかありませんね。いつかいろいろと情報をシェアできるとうれしいと思っています。それぞれの指導者の情熱がそれぞれのチームの色となって表現されて、試行錯誤した毎日の見えない努力が結果となって現れることを願っています。そして、頑張っている指導者がいるチームが目標を達成して、その価値を高めてほしいとは思います。

――最後に今大会に出る選手たちにメッセージをお願いします。

高橋 どのようなステージに進むにせよ、次につながる活動にしてほしいです。フットサルを真剣にやることが、次につながります。フットサルは人数が少なく、再現性をトレーニング、分析によって高めることができると思います。その一連の流れは人生勉強になりますし、そこに感情が入った時、成長や記憶が定着するとも言われています。若い選手というのは、一つの試合でもぐんと成長します。この大会で最後と思っている人も、もしかしたらさらにチャレンジを続けよう、次の目標を目指そうとなるかもしれません。全部をかけてやるからこそ、その感情が動きます。大学の仲間とボールを蹴る最後の大会という人もいるでしょう。真剣に取り組み、一つ一つやれることをやり切って、大きな学びの場にしてほしいと思います。

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まる #jfa #JYD

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JFA第15回全日本大学フットサル大会が23日(金)、大阪府の岸和田市総合体育館で開幕しました。初日は1回戦の4試合が開催され、ベスト8進出チームが出そろいました。全12チームのうち、サッカー部は3チームが出場していましたが全て敗退し、普段からフットサルをプレーしているチームがベスト8に駒を進めました。

今大会からはレギュレーションが変更となり、1回戦からノックアウト方式で開催されています。負けたら終わりの一発勝負で、Aピッチでは山口大学フットサル部(中国/山口)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が激突しました。前半はスコアレスで終了しましたが、後半に入ると北九州市立大が中村陸駆選手のミドルシュートで先制します。このゴールで勢いづいた北九州市立大は、ここからゴールを重ねていき、山口大の反撃を1点に抑えて4-1で勝利しました。

Bピッチで行われた北海道大学エスペランサ(北海道)と金沢大学サッカー部(北信越/石川)の試合では、4分に増田俊介選手がゴールを決め、金沢大が先制します。しかし、フットサル経験の豊富な北海道大は、わずか1分後にセットプレーから夘都木滉太選手が同点ゴールを決めると、11分にも窪田恵之選手が追加点を決めて逆転します。後半の立ち上がりにも1点を加えた北海道大は、その後、決定機阻止でGK池田祐真選手が退場となりますが、途中出場したGK吉田智樹選手の活躍もあり、相手の反撃を1点に抑え、3-2で準々決勝進出を決めています。

12時半にキックオフされた2試合でも、フットサル部がサッカー部に勝利することとなりました。Aピッチで行われた宮崎産業経営大学サッカー部(九州2/宮崎)と愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)の試合では、前半に宮崎産業経営大が2点を先行します。しかし、前半終了間際に1点を返した愛知学院大は、後半に入るとゴールラッシュを見せます。小倉健人選手が4ゴールを挙げる活躍を見せ、計6得点を奪い、7-3で勝利しました。

Bピッチの高知大学サッカー部プログレッソ(四国/高知)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)の試合では、開始2分で東北大が2点を挙げて、試合を優位に進めていきます。高知大も時間の経過とともに徐々に普段プレーしているサッカーとフットサルの違いに慣れていき、良いプレーが見られましたが前半は東北大が4-2とリードします。後半は互角の戦いを見せて1-1となりましたが、前半のリードで優位に立った東北大が5-3で勝利し、ベスト8に駒を進めています。

JFA 全日本U-18フットサル選手権大会でも上位3クラブをFリーグの下部組織が占める結果となりましたが、今大会でもベスト8進出チームが全てフットサル専門チームになるという結果になりました。大会2日目となる24日(土)には、準々決勝と準決勝が行われ、決勝に進出する2チームが出そろいます。どのチームが日本一に王手をかけることになるでしょうか。

選手コメント

中村陸駆選手(北九州市立大学フットサル部シュティアドール)
新チームになってこの大会を目標にして、やっと全国に出られたことで前半は少し硬さもありました。相手もハードワークをしてきたので、それにリスクを考えすぎる部分もありましたが、全員で思い切ってプレーできた結果、勝つことができたと思います。先制点は前半のうちから狙っていた形だったのですが、パスの出し手とタイミングが合っていませんでした。ハーフタイムにそこを含め、修正できた結果が点につながったと思います。明日は優勝候補の多摩大との試合になりますが、目の前の試合、一つ一つの試合に100%の力を出して臨みたいと思います。

青沼聡選手(東北大学フットサル部ディーグッチ)
厳しい戦いになりましたが、勝ち切ることができてよかったです。全国大会は応援も多くて、すごく楽しいですね。高知大はサッカーっぽい戦いを仕掛けてきたので、昔、サッカーをやっていた当時を思い出してプレーできたので楽しかったです。自分たちは組織的な守備が持ち味で、カウンターから1点を奪うのが持ち味なので、後半は守備のラインをハーフウェーラインに設定して戦いました。いろいろと戦っていく中で課題も見つかってよかったですし、連戦できつくなりますが大阪成蹊大に勝てれば優勝も近づくと思うので、頑張りたいと思います。

國澤優太選手(高知大学サッカー部プログレッソ)
序盤に2点を取られてしまったのが、一番の敗因だと思います。全国大会はおととし以来でしたが、その時は同志社大に0-11と大敗してしまいました。今年こそはという思いで1勝を目指して臨みましたが、経験不足が出てしまったと感じています。1回生の時からフットサルをやっていた選手は4回生になってAチームに入ったので、サッカーの総理大臣杯に向けて準備をしていて今大会は出ていません。フットサルをやることでサッカーに生かせることは多いですし、フットサルにもサッカーの経験は生きると思うので、両方をやることが良いと思っています。

小菅竣也選手(金沢大学サッカー部)
普段はサッカーをやっていて、フットサルはこの大会の予選が初めてという選手が多かったです。相手はフットサルをやっているチームで、できたこと、できなかったこと両方ありました。負けたのは悔しかったですが、楽しかったです。北海道大はプレッシャーの速さ、パスを出したら抜けていく動きが徹底していた印象に残りました。プレーしながら少しずつ慣れていき、自分たちもパスを出して抜ける動きができるようになり、崩せるようになっていったと思います。敗者戦を楽しんで勝って、良い気持ちで帰りたいと思います。

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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サガン鳥栖U-15が2年ぶり2度目の優勝!~第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会~ #jfa #JYD

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第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝戦が8月24日(土)に北海道の幕別町陸上競技場で行われ、サガン鳥栖U-15がセレッソ大阪U-15に1-0で勝利し、2年ぶり2度目の優勝を果たしました。

決勝

8月24日(土) 11:00 幕別町陸上競技場
サガン鳥栖U-15 1-0(前半0-0、後半1-0)セレッソ大阪U-15

得点
59分 浦十藏(サガン鳥栖U-15)

最終結果

優勝:サガン鳥栖U-15
準優勝:セレッソ大阪U-15
第3位:FC東京U-15むさし、横浜F・マリノスジュニアユース
フェアプレー賞:横浜F・マリノスジュニアユース
得点王:池田怜央(MIOびわこ滋賀U-15)
MVP:鬼木健太(サガン鳥栖U-15)
MIP:藤田崇弘(セレッソ大阪U-15)

優勝チームコメント

森惠佑監督(サガン鳥栖U-15)
今日の試合では守備は良く出来ていましたが、ボールを奪った後に慌ててしまい、ボールを失ってしまう場面が多く、しっかりスピードをコントロールしてボールを大事にするようにハーフタイムで修正しました。
日々の指導の中で、チームプレーとともに個を伸ばすことを大事にしており、それが全カテゴリーで実践できていることがサガン鳥栖の強みだと思います。チームプレーだけではなく、特徴をしっかりと引き出していくこと、そして攻撃的にプレーし試合の主導権を握りにいくということにもチャレンジしています。

福井太智選手(サガン鳥栖U-15)
この大会では、グループステージ初戦で負けてしまい、下を向いてしまう場面もありましたが、チームのみんなで気持ちを切り替えて2試合目以降に臨ました。この大会が始まる前はチームがバラバラになってしまっていて、練習試合などでも負けてしまうこともしばしばありました。そのため、全国大会を戦うにあたりチームのみんなで話し合い、目標を優勝と定めることでチームの結束力が高まり、大会が進む中でさらにチームの士気が上がっていっていることを感じていました。
決勝は試合前から厳しい試合になることは予想しており、1点取れば勝てると信じて戦っていました。2年前にこの大会で優勝した先輩たちからも応援を頂いており、サポートしていただいている方々のためにも絶対に優勝してみせる、と思ってプレーしていました。

第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会

大会日程:2019年8月15日(木)~2019年8月24日(土)

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日章学園中学校が2連覇、4度目の優勝を飾る~令和元年度全国中学校体育大会第50回全国中学校サッカー大会 #jfa

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令和元年度全国中学校体育大会第50回全国中学校サッカー大会は8月24日(土)、奈良県橿原公苑陸上競技場で決勝が行われ、日章学園中学校が1-0で青森山田中学校に勝利し、2連覇4度目の優勝を果たしました。

決勝

8月24日(木) 10:00(30分ハーフ) 奈良県橿原公苑陸上競技場
日章学園中学校 1-0(前半0-0、後半1-0)青森山田中学校

得点
石﨑祥摩(日章学園中学校)

最終結果

優勝
日章学園中学校(宮崎県)

準優勝
青森山田中学校(青森県)

第3位
静岡学園中学校(静岡県)
宮崎日本大学中学校(宮崎県)

フェアプレー賞
宮崎日本大学中学校(宮崎県)

優秀選手
鈴木俊介(日章学園)、葛西淳(青森山田)、新穂海斗(日章学園)、行徳瑛(静岡学園)、山本虎(青森山田)、芝清人(日章学園)、金川羅彌(日章学園)、白井柚希(静岡学園)、望月空(静岡学園)、大橋奏汰(静岡学園)、長阪椎真(青森山田)、堀江健太(青森山田)、中川勇輝(青森山田)、山内靖琉(宮崎日本大学)、髙野虎之介(ルーテル学院)、大迫塁(神村学園)、工藤珠凛(日章学園)、平石陸人(さいたま市立原山)、釆田光立(青森山田)、宝徳晃世(宮崎日本大学)

優勝チームコメント

花房亮太監督
昨年の先輩を超えるというテーマを元に、選手たちは市大会から1試合1試合を大切に思いながら戦い、全国大会に入ってからは特にタフな試合も多い中で勝ち上がり自信をつけていったことで、最後まで諦めない、足を止めないという姿勢が、決勝戦での勝利につながったと思います。昨年の優勝から1年間は、まずは技術等ではなく、普段の学校生活やトレーニング・試合の中で、一体感を持ちながら、競い合いながらチームとして纏まることを第一に考えてきました。攻守の切り替えについてはまだ課題がある部分もあるため、引き続きリーグ戦が続いていくので、1戦1戦を大事にしながら、今回の優勝経験を糧に、よりレベルアップして高円宮杯に向け頑張っていきたいと思います。

金川羅彌選手(キャプテン)
去年の優勝から、自分たちも来年は絶対に2連覇しなければという気持ちで1年間やってきて、いろんなプレッシャーがあった中、そのプレッシャーも力に変えてこれたことが、今回の優勝につながったと思います。今までの自分たちは失点してからバタバタしてしまうこともありましたが、そこを改善し、慌てず落ち着いてやれたことができるようになったし、今大会を通してクーリングブレイクやハーフタイムの時に、全員でコミュニケーションを取り、修正していける力がついたと思います。今後も続く九州リーグを1位で高円宮杯に出場することが、次の全員の目標でもあるので、引き続き頑張っていきたいと思います。

令和元年度全国中学校体育大会第50回全国中学校サッカー大会

大会日程:2019年8月19日(月)~2019年8月24日(土)

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多摩大と桐蔭横浜大の決勝進出が決定 第15回全日本大学フットサル大会 #jfa #JYD

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岸和田市総合体育館で行われている第15回全日本大学フットサル大会は、24日(土)に大会2日目を迎えました。準々決勝の4試合と準決勝の2試合が行われ、決勝に進出するチームが決まりました。

10時よりピッチAで行われた準々決勝では、多摩大学体育会フットサル部(関東1/東京)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が対戦しました。東京都大会、関東大会を優勝して2大会ぶりに全国大会に乗り込んできた多摩大は、2分に南雲颯太選手のゴールで先制。その後もコンスタントに得点を重ね、南雲選手が計4ゴールを記録した多摩大は、8-2で勝利してベスト4進出を決めました。

同じ時間にピッチBで行われた試合では、3大会ぶりに出場した神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ(関西/兵庫)が北海道大学エスペランサ(北海道)と対戦しました。序盤からボールを保持して攻め立てた神戸大でしたが、得点を挙げられません。逆に北海道大は少ないチャンスをものにして、中川颯人選手が先制点を挙げます。前半のうちに神戸大は逆転しましたが、3-3で迎えた38分にCKから夘都木滉太選手がゴールを決めると、これが決勝点となり、北海道大が準決勝に進出しました。

12時からの試合でも、関東と関西の明暗が分かれます。桐蔭横浜大学フットサル部(関東2/神奈川)は、愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)と対戦し、現役Fリーガーの堤優太選手の2ゴールの活躍もあり、5-3で勝利しました。一方、東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)と対戦した大阪成蹊大学フットサル部(開催地/大阪)は、2-1でリードしたまま試合終盤を迎えましたが、試合時間残り1分51秒で追いつかれ、PK戦に入りました。PK戦は7人目で決着がつき、PKスコア6-5で東北大が4強入りを果たしています。

8/24(土) 大会2日目準々決勝ダイジェスト

準決勝の第1試合では、多摩大と北海道大が激突。多摩大は10分に右サイドから松山尚輝選手がゴールを決めると、すぐに木村芳之選手も続き、2点リードで前半を折り返します。後半にも多摩大は、丸田健太郎選手が見事な個人技からゴールを決めるなど得点を重ねていき5-3で勝利を収め、同校初となる決勝進出を決めました。

準決勝の第2試合では、桐蔭横浜大が開始5分で3点をリードする有利な展開となります。しかし、ここから東北大も反撃を見せ、4点を奪って試合をひっくり返しました。ここで桐蔭横浜大は堤選手が存在感を示し、同点ゴールを決め、前半を4-4で折り返します。点の取り合いは後半も続きます。22分に新藤貴輝選手のゴールで再びリードした桐蔭横浜大は、29分にも根本佑選手のミドルシュートで2点差をつけました。その後、北畠寛之選手にハットトリックとなる3点目を決められましたが、三原秀太選手のループシュートで7-5とした桐蔭横浜大が、初出場ながら決勝に勝ち進みました。

8/24(土) 大会2日目準決勝ダイジェスト

この結果、大会最終日となる25日(日)は、3位決定戦が北海道大対東北大、そして決勝が多摩大対桐蔭横浜大というカードが決定しています。前回大会に続き、関東勢の対決となった全日本大学フットサル大会。どちらが優勝しても、初優勝。果たして令和最初の大学フットサル王者に輝くのは、どちらになるでしょうか。

監督・選手コメント

柴沼真監督(大阪成蹊大学フットサル部)
選手たちには、「相手は1試合を終えてアクセルを踏んだ状態でくる。私たちはここからアクセルを踏むんだ」と伝えて、集中することが必要と伝えました。ただ最初に失点をしたことを含めて、自分たちのペースに持っていくまで時間がかかりました。その差は出たかなと思います。良い選手がそろっていただけに、申し訳ないです。関東の2校は経験値が高く、チームのつくり方にも差があると改めて感じました。

菅原健太選手(桐蔭横浜大学フットサル部)
昨年、この大会の時期に大阪遠征を組んで、この大会を観戦したんです。それが今年は初出場で決勝まで進めたので驚いています。初戦(準々決勝)は、僕も含めて、みんな動きが硬かったですね。準決勝に勝つことができましたが、東北大は強かったですし、最初に3点を取ることができたのは良かったです。これまで多摩大には一度も勝つことができていないので、明日の決勝戦では何がなんでも勝ちたいですし、何度も対戦しているので難しさはありますが、戦うしかありませんね。

夘都木滉太選手(北海道大学エスペランサ)
大会が始まる前から、自分たちの技術やフィジカルは、全国レベルではないのではないかと思っていました。そこで頑張って守備をして、少ないチャンスで勝ちに行く戦い方を貫こうと決めました。準々決勝の神戸大戦は、それで勝つことができました。準決勝の多摩大は自分たちよりも技術的に格上でした。相手にゴール前でプレーさせない守備はできましたし、点差をつけられても諦めず残り10分でプレスをかけてできたのは良かったです。このチームの最高成績が4位なので、それを越えられるように努力したので、3位で終わらせたいと思います。

東山亮介選手(神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ)
全国大会に久しぶりに出ることができて、みんな緊張から動きが硬かったです。先制点を入れられても逆転しましたし、後半はリラックスして入ることができました。でも、そこからまた失点を重ねてしまい、チームとしてもこれまでやってきた戦い方とは違う戦い方になり、良い形でプレーできませんでした。僕らは初戦で、相手は1試合戦っていたことで勢いもあったと思います。その難しさは感じました。

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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リーグ再開の一戦で名古屋が7発快勝!~高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第11節~ #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 WESTは8月24日(土)と25日(日)に第11節を行い、名古屋グランパスU-18(愛知)と東福岡高校(愛知)が対戦しました。

ピックアップマッチ

名古屋グランパスU-18 7-0(前半1-0、後半6-0)東福岡高校

名古屋のFW村上千歩選手(#11)が「リーグ再開戦ということでチーム全体として絶対に勝って優勝に近づこうと話していた」と振り返る一戦でしたが、「立ち上がりは相手にプレッシャーをかけ切れず速い攻撃を許して決定機をつくられてしまった」(古賀聡監督)。FW長野星輝選手(#27)のポストプレーを起点にサイドを仕掛けた東福岡の攻撃に手を焼き、28分にはペナルティーエリア内で仕掛けた長野選手にシュートを打たれましたが、GK東ジョン選手(#16)が足でストップ。以降は、「最後のところで僕たちがやらせなければ前線が絶対に点を決めてくれると信じていた」と振り返るDF牛澤健選手(#3)とDF鷲見星河選手(#15)のセンターバックコンビが身体を張った守りで東福岡にゴール前で仕事をさせません。

次第にMF田邉光平選手(#10)とFW榊原杏太選手(#8)の高いキープ力を起点に名古屋が相手エリアでの時間を増やしました。「僕たちが目指すのは5-0で勝つサッカー。後ろからでも常にゴールを狙うのを意識している」と牛澤選手が話す通り、MF石田凌太郎選手(#9)とMF新玉瑛琉選手(#6)の両サイドバックによる攻撃参加も交えた厚みのある攻撃で押し込むと、42分にはMF石谷光基選手(#14)のパスを受けた村上選手が鋭い切り返しから先制点をマークしました。

このゴールで勢いに乗った名古屋は後半に入ると、攻撃陣が躍動します。48分には中盤からドリブルでペナルティーエリア内まで持ち込んだMF豊田晃大選手(#24)がゴールネットを揺らすと、70分までに2点を追加。試合の大勢を決めてからもゴールラッシュは止まりません。交代カードをフル活用し、フレッシュな選手を次々に送り込むと、残り15分を切ってからさらに3点を追加し、名古屋が7-0で大勝。リーグ後半戦に向けて弾みのつく結果となりました。

監督・選手コメント

古賀聡監督(名古屋グランパスU-18)
前半の終わりは相手を押し込む時間がつくれましたが、スコアで見れば1-0。決定機もつくられてしまい、どちらかと言えば相手のゲームだったように思います。攻撃的に戦う以上、後ろの選手がより広い範囲を粘り強く守る必要があるのですが、簡単にターンされて打たれた場面もあったので、守備陣全体で質を高めていかなければいけません。後期も全員がボールに関わり相手を押し込むサッカーをするのが目標です。ボールを失ってもすぐに奪回し、二次攻撃、三次攻撃を繰り返す1点目を奪った後のような攻撃をいかに長くできるか追及していきたいです。

FW #11 村上千歩選手(名古屋グランパスU-18)
チームが目指す攻守一体をテーマに後ろと前が話しながら、プレーすることを意識して試合に挑みました。5-0での勝利を目標にしているので、点差が開いてからも「絶対に5点取るぞ、まだまだ行くぞ」と声を掛けながらプレーを続けました。怪我をしていたので、今日は今季初めての公式戦。夏は日本クラブユースサッカー選手権U-18で優勝できてうれしい反面、ピッチに立てず悔しい気持ちもありました。そうした悔しさやいろんな人に支えられた感謝の気持ち、試合に出られない選手の気持ちをこの試合にぶつけようと思っていたので、勝てて良かったです。

森重潤也監督(東福岡高校)
名古屋の映像を見た際に速さや技術の高さが素晴らしく、今のうちでは太刀打ちできないと思っていました。そうした相手に対して良いポジションを取ったり、判断をよくすることでしっかり戦うことを意識させました。無失点で試合を進めながら、高い位置まで攻め上がる相手サイドバックの裏をカウンターで突ければ良かったのですが、惜しい形で終わってしまったのが悔やまれます。現状を考えると先制点を与えるまでの出来は悪くなかったのですが、それなりのプレーしかできなかったからこのような結果になったと思います。

MF #17 青木俊輔選手(東福岡高校)
前半は焦れずにマークの確認をできていたので1失点に抑えることができ、自分たちのペースをつくれました。ただ、後半に入ってからはボールの失い方が悪くリスク管理もできていなかったのでカウンターでやられる場面が目立ちました。自分たち前線の選手が早い時間帯にゴールを奪えていればまた違った結果になったかもしれません。今は苦しい位置にいるので早く抜け出したい。個人としても結果を残していかないといけません。自分が結果を残すことでチームが勝てるのかなと思います。

その他の試合結果

京都サンガF.C. U-18 4-0(前半1-0、後半3-0)ヴィッセル神戸U-18
セレッソ大阪U-18 2-1(前半1-1、後半1-1)サンフレッチェ広島F.Cユース
大津高校 2-2(前半1-2、後半1-0)アビスパ福岡U-18
ガンバ大阪ユース 8-0(前半2-0、後半6-0)愛媛FC U-18

首位の京都サンガF.C. U-18(京都)は試合終盤に3ゴールを奪い、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)に快勝しました。サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)をホームに迎えたセレッソ大阪U-18(大阪)は、79分に奪ったMF吉田有志選手(#23)のゴールが決勝点となり、2-1で勝利。大津高校(熊本)とアビスパ福岡U-18(福岡)の九州対決は勝点1を分け合う結果となりました。ガンバ大阪ユース(大阪)は、愛媛FC U-18(愛媛)相手にFW唐山翔自選手(#9)のハットトリックを含む8ゴールを奪い大勝しています。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 清水エスパルスユース vs 尚志高校(清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
2019年9月1日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs ジュビロ磐田U-18(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャU18(青森山田高校グラウンド(人工芝))
16:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(鹿島アントラーズクラブハウス)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 市立船橋高校(浦和駒場スタジアム)

WEST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 名古屋グランパスU-18(吉田サッカー公園人工芝グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 京都サンガF.C. U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
18:00 愛媛FC U-18 vs 東福岡高校(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)
2019年9月1日(日)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs ガンバ大阪ユース(福岡フットボールセンター人工芝A)

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多摩大が初の日本一に輝く! 桐蔭横浜大との関東決戦を制して大学王者に 第15回全日本大学フットサル大会 #jfa #JYD

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第15回全日本大学フットサル大会は25日(日)に大会最終日を迎え、岸和田市総合体育館で3位決定戦と決勝戦が行われました。多摩大学体育会フットサル部(関東1/東京)が桐蔭横浜大学フットサル部(関東2/神奈川)に5-3で勝利して初優勝。令和初の大学王者に輝きました。

決勝に先立って行われた3位決定戦では、初の3位を目指す北海道大学エスペランサ(北海道)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)が対戦しました。8分に東北大は北畠寛之選手のゴールで先制点を挙げます。北海道大もすぐに反撃に転じると、9分に樋口海選手が同点ゴールを決めました。19分には夘都木滉太選手がカウンターから逆転ゴールを決め、北海道大が2-1と1点をリードして折り返します。

後半に入って守備を整える北海道大に対し、東北大はチャンスをつくるものの同点ゴールを挙げられません。最後までリードを保った北海道大が、過去最高順位となる3位で大会を終えています。

共に初の決勝進出となった多摩大と桐蔭横浜大による決勝戦は、白熱のゲームとなりました。互いに慎重な立ち上がりを見せた中で、桐蔭横浜大がCKからオウンゴールを誘発して先制点を挙げます。リードした桐蔭横浜大は、その後もカウンターからチャンスをつくり出したものの得点を挙げられません。

多摩大は12分、安井嶺芽選手が相手の裏を取ってGKと1対1になると、この決定機を逃さずに同点ゴールを挙げました。これで勢いづいた多摩大は、CKから荒木辰文選手がゴールを決めて、前半のうちに逆転します。

後半、1点を追いかける桐蔭横浜大は前線からプレスをかけますが、多摩大はロングボールでこれを回避し、相手にリズムをつくらせません。試合巧者ぶりをいかんなく見せる多摩大は、その後も得点を重ねていき、32分までに5-2とします。最後はパワープレーに出た桐蔭横浜大に1点を返されますが、多摩大が勝利し、悲願だった初の全国制覇を成し遂げました。

元フットサル日本代表選手の福角有絋監督は、「選手は自分たちで状況に応じた戦い方を選択できる集団になっていきました」と話し、その臨機応変な対応力が、チームを初の日本一に導きました。なお、優勝した多摩大学は、フェアプレー賞も受賞し、タイトルに華を添えています。

監督・選手コメント

福角有絋監督(多摩大学体育会フットサル部)
優勝まで長かったです。選手たちが本当に頑張ってくれました。それに尽きます。同時に信念を持ってやり続けたことに、みんなが付いてきてくれました。それが成果、結果として表れたことがうれしいですね。決勝ではどんな状況に陥っても、想定内という感じでしたので、動じることなく戦えました。選手たちが主体性を持ち、自分たちで自ら考えてやってくれたのが大きかったです。厳しい東京都予選を勝ち取ったことが自信になりましたし、ずっと戦ってきたライバルも強かったので、そこで切磋琢磨できているのも、このタイトルにつながったと思います。

南雲颯太選手(多摩大学体育会フットサル部)
今までやってきたことが、結果として出てうれしいです。桐蔭横浜大とは何回も試合をしてきましたが、これまでと違う強さ、プレッシャーも感じていました。それでも「油断することなく、今までどおり自分たちのフットサルをやろう」と話していましたので、それがうまくできたと思います。今後、個人的にももっと上のレベルにどんどんチャレンジしていきたいですし、少しずつでもFリーグの試合に出られるように行動をしていきたいと思います。

堤優太選手(桐蔭横浜大学フットサル部)
チームとして気合も入っていましたし、攻撃では強気でやることを意識して、良い形で先制することもできました。そこまでは先手を打てて良かったのですが、そこからマンツーマンディフェンスで、向こうの個の高いレベルに違いを見せられてしまいました。大学フットサルでは、もっと1対1で負けないところを磨かないといけないなと感じました。昨日、膝を負傷してしまいましたが、それを含めて現状での全力を出すことはできたので悔いはありません。

夘都木滉太選手(北海道大学エスペランサ)
今大会は楽しかったです。ノックアウト方式の大会に変わって、負けたら終わりということで、一つ一つ気を抜けない試合が続き、緊張感もありました。2回戦で神戸大、3回戦で多摩大と対戦し、3位決定戦で東北大と、強豪ばかりと試合ができたことも良かったです。3回生は僕を除いて、みんな今大会で引退することになっていますが、すごく雰囲気も良かったですし、貴重な体験になりました。一生の思い出に残る楽しい試合が続いて良かったです。

8/25(日) 大会3日目 3位決定戦 / 決勝戦ハイライト

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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開催日・キックオフ時刻・会場決定のお知らせ(EAST第14節)高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019  #premier18

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下記の試合におきまして、未定となっていた開催日・キックオフ時刻・会場が決定しましたのでお知らせします。

EAST
第14節  鹿島アントラーズユース vs 清水エスパルスユース 

変更前
開催日:未定
キックオフ時刻:未定
会場:未定

 

変更後
開催日:9月22日(日)
キックオフ時刻:13:00
会場: 鹿島アントラーズクラブハウス

 

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

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柏と清水の上位対決はドローで勝点1を分け合う~高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第11節~ #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 EASTの第11節が8月24日(土)、25日(日)にかけて開催され、各地で熱戦が繰り広げられました。三協フロンテアスタジアムで行われた柏レイソルU-18(千葉)と清水エスパルスユース(静岡)の試合は熱戦の末に1-1の引き分けとなり、両者で勝点1を分け合う結果となりました。

ピックアップマッチ

柏レイソルU-18 1-1(前半0-1、後半1-0)清水エスパルスユース

午前に行われた試合で、無敗で首位を走っていた青森山田高校がジュビロ磐田U-18に敗れたため、2位の柏、3位の清水ともに「差を詰めるチャンス」(清水・五十嵐海斗選手/MF #10)と意気込んで迎える試合となりました。特に勝点差が「11」と開いている清水は「残り全試合、引き分けもしないで勝つつもりでいた」(五十嵐選手)と臨みました。

立ち上がりから主導権を奪ったのは、そうした気持ちをプレーにも反映させた清水でした。前線から厳しいプレッシングで柏が得意としているビルドアップをほとんど許しません。「何もさせてもらえなかった」と柏・山中真監督が脱帽したこのプレスで相手の自由を奪いつつ相手ゴールに迫った清水は、27分にCKから先制点を奪います。MF成岡輝瑠選手(#12)のキックをFW千葉寛汰選手(#30)が頭で折り返し、最後はDFノリエガ・エリック選手(#4)がヘディングシュート。これが見事に決まり、1-0と清水がリードを奪いました。

その後も清水がゲームの主導権を握って攻める展開となりますが、柏GK佐々木雅士選手(#16)の好守に阻まれたほか、千葉選手のシュートがポストに嫌われるなどチャンスをゴールという形に結び付けることができません。そして結果的に、「前半で2点目、3点目と取れなかったことが大きかった」(平岡宏章監督)と振り返る展開となりました。

後半に入っても清水がペースを握るという流れは変わりませんが、柏も攻守を修正して持ち直します。「最後まで辛抱強く戦い抜いてくれた」と山中監督が選手を讃えたように、前半のような簡単にシュートを許す場面は減少し、1点差のまま試合終盤を迎えることとなりました。山中監督は残り15分から「負けたらタイトルを取るチャンスは低くなる」と判断し、選手のポジションを入れ替え、攻撃のカードも切りながらリスクを取って攻めに出ました。

そして迎えた後半のアディショナルタイムでした。MF田村蒼生選手(#14)がペナルティーエリア内で倒されて、これがPKの判定に。この日、ゲームキャプテンを務めていたFW奥田陽琉選手(#9)がこれを冷静に蹴り込むと、その瞬間に試合終了のホイッスル。ラストプレーで柏が追い付き、注目の上位対決は1-1で終了となりました。

監督・選手コメント

山中真監督(柏レイソルU-18)
90分を通じて厳しいゲームでした。内容だけ観たら、完敗と言うべき試合だったと思っています。ビルドアップのところで自信を持って(パスを)受けることができていなかったですし、イージーミスも多すぎました。うまくいかなかったのは僕が選手たちにアイデアを与えられなかったことも原因だと思います。ただ、こういう内容であっても最後まで諦めることなく戦い、勝点1を取れたのは収穫だと思っています。

FW #9 奥田陽琉選手(柏レイソルU-18)
青森山田高校が負けたことは知っていて、今日勝って(勝点差を)近づけてやろうと思っていました。今日負けたら上が見えなくなるんじゃないかと思っていました。(同点ゴールのPKは)田村選手が頑張ってPKを獲得してくれたおかげです。今日はゲームキャプテンだったので、プレッシャーはありましたが、チームに何か貢献できればと思って蹴りました。

平岡宏章監督(清水エスパルスユース)
(ゴールを)取るべきところで取っていないとこういう試合になるということです。追加点を取れなかったことが問題でした。もちろん、柏さんのGKがしっかりしていたというのもありますが、最近流れの中からのゴールをほとんど決められていません。もっと細かいところまでこだわっていきたいと思います。

MF #10 五十嵐海斗選手(清水エスパルスユース)
ハーフタイムには「今年一番の出来と言っていいんじゃないか」と言われましたし、自分たちとしてもやりたいサッカーはできていたと思います。柏がどういうサッカーをしたいのかも分かっていましたし、そこにも対応できていたと思います。ただ、結果としてはドロー。前半戦からの課題である決定力のところが出てしまいました。こういう形の引き分けが多すぎるので、今後はなくしていけるようにしたいです。

その他の試合結果

大宮アルディージャU18 0-0(前半0-0、後半0-0)市立船橋高校
ジュビロ磐田U-18 3-2(前半0-2、後半3-0)青森山田高校
尚志高校 1-1(前半0-1、後半1-0)流通経済大学付属柏高校
浦和レッドダイヤモンズユース 0-0(前半0-0、後半0-0)鹿島アントラーズユース

首位の青森山田高校(青森)をホームに迎えたジュビロ磐田U-18(静岡)は前半に2点をリードされる苦しい展開に。しかし、58分のMF宮下岬選手(#7)のゴールを皮切りに3点を奪取し、逆転勝利を収めました。尚志高校(福島)は流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦。8分に先制を許しましたが、50分にFW山内大空選手(#10)のゴールで追いつき勝点1を手にしました。なお、大宮アルディージャU18(埼玉)と市立船橋高校(千葉)、浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)と鹿島アントラーズユース(茨城)はいずれもスコアレスドローに終わり、勝点1を分け合いました。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 清水エスパルスユース vs 尚志高校(清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
2019年9月1日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs ジュビロ磐田U-18(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャU18(青森山田高校グラウンド(人工芝))
16:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(鹿島アントラーズクラブハウス)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 市立船橋高校(浦和駒場スタジアム)

WEST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 名古屋グランパスU-18(吉田サッカー公園人工芝グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 京都サンガF.C. U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
18:00 愛媛FC U-18 vs 東福岡高校(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)
2019年9月1日(日)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs ガンバ大阪ユース(福岡フットボールセンター人工芝A)

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会場変更のお知らせ(第13節 WEST)高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 #premier18

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下記の試合におきまして、会場が変更になりましたのでお知らせします。

WEST
第13節  ヴィッセル神戸U-18 vs アビスパ福岡U-18 

変更前
開催日:9月15日(日)
キックオフ時刻: 16:00
会場:いぶきの森球技場(人工芝)

 

変更後
開催日:9月15日(日)
キックオフ時刻:16:00
会場: 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場

 

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

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アジアクラブ王者の名古屋、接戦を勝ち切る! ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第14節~ #jfa

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8月23日(金)から25日(日)の3日間、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第14節の6試合が行われました。

今季唯一の開催となる大田区総合体育館での試合では、Fリーグ選抜対立川・府中アスレティックFC、フウガドールすみだ対名古屋オーシャンズがそれぞれ対戦しました。

5連敗中の立川・府中アスレティックFCは、連敗脱出を狙い序盤から積極的に攻撃を仕掛けました。この攻撃を粘り強く跳ね返すF選抜でしたが、14分、GK上原拓也選手がクリアし損ねたボールをジョー選手が無人のゴールに流し込み、立川・府中が先制に成功します。先制点に勢いを得て攻勢を強める立川・府中に対し、集中した守備でゴールを守るF選抜は、追加点を許さず0対1で前半を折り返します。迎えた後半、まずは1点を返したいF選抜でしたが、なかなか得点を奪うことができず、4分弱を残し畠山勇気選手をGKにパワープレーを開始します。しかし、チャンスを作りながらも決めきれず、1点をのリードを守った立川・府中が0対1で勝利。連敗を脱しました。

前回の対戦で名古屋に大敗しているすみだは、雪辱を果たすべくこの試合に臨みました。対する名古屋は、AFCフットサルクラブ選手権2019でアジアクラブチャンピオンに輝き、帰国後初のリーグ戦となりました。序盤から積極的に得点を狙う名古屋でしたが、先制したのはすみだ。6分、宮崎曉選手のアシストから渡井博之選手がゴールし、1点をリードします。同点を狙う名古屋は16分、安藤良平選手のゴールで追いつき、前半は1対1のドローで折り返します。迎えた後半、星翔太選手のゴールで名古屋が逆転に成功すると、すみだはカウンターから田口元気選手がゴールし同点に追いつき、一歩も譲らぬ展開に。32分、ペピータ選手のゴールで勝ち越しに成功した名古屋でしたが、すみだも負けじと得点を狙い、36分、デネル選手のループシュートで再度同点に追いつきます。3対3の同点から勝負に出た名古屋は、ペピータ選手をGKに置きパワープレーを開始。タイムアウトも有効に使いながらすみだゴールに迫ると、試合時間残り49秒でラファ選手がゴール。1点を追うすみだはデネル選手をGKにパワープレーを仕掛けますが追撃及ばず3対4で試合終了。タイトなスケジュールで疲労を見せながらも、アジアクラブ王者の名古屋が勝負強さを見せました。

次節で名古屋オーシャンズと対戦するのは、初勝利を目前にしながらも、試合終了直前に追いつかれたボアルース長野です。今季未勝利ながら、若手選手の活躍もあり徐々に成長を見せる長野が強敵にどう挑むのか、注目です。暫定首位のバサジィ大分は、湘南ベルマーレに完封勝利を収め、順位をキープ。次節ではフウガドールすみだをホームに迎えます。この試合は、大分放送で生中継が予定されています。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督コメント

山田マルコス勇慈監督(立川・府中アスレティックFC)
この試合に関しては相手がどうというよりも、立川・府中らしさを見つけるための試合でした。連敗をストップできたことがうれしいですし、いいフットサルができました。スコアは1対0ですが、攻撃のボリュームもよかったですし、いいシーンも多かった。それに守備でも、成功していました。ただ、得点を動かさないと何も起こらないので、次の課題に練習から取り組んでいきたいと思います。この試合では「カバー」の意識を感じました。ピッチ内の選手が必死でプレーしてくれましたし、僕のこともカバーしてくれました。そういった意味で、全員でつかんだ勝利だと思います。

金井一哉監督(Fリーグ選抜)
平日の夜に、多くの観客の皆様に来ていただき、ありがとうございました。また、こういうホームゲームを作ってくれるフウガドールすみだにも感謝しています。試合は0対1で敗戦でした。自分たちでこの結果を受け止めて、次に向けてできたこと、修正すべきことを明確にしながら前に進んでいきたいと思います。

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)
ファンの皆さんには、十分に満足して帰ってもらえる試合になったのではないかと思います。両チームともに勝利を目指し、どちらが勝ってもおかしくないゲームでしたが、私たちに運が転がってきました。上位チームの対決にふさわしいゲームだったと思います。ハードスケジュールの中で、選手が打ち勝ってくれたので、選手たちにこれ以上の要求はできません。アウェイのリーグ戦を終えて、そのままAFCフットサルクラブ選手権に向かい、すぐに試合があるというのは、チームにとってタイトなものでした。コンディションがベストではなかったのは、正直なところです。選手のパフォーマンスを上げてリーグを盛り上げていくためにも、今後は準備や調整も大事になってくると思います。

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
「勝点1が欲しかった」というのが正直な感想です。長いリーグ戦では、こういうゲームを引き分けることも大事だと思います。ホームゲームなので勝ちたい気持ちも強かったですが、試合の展開を考えると引き分けることで次回の名古屋戦に繋げることができたのではないかと思います。プレーオフに向けて地力を上げられる自信がありましたし、名古屋に勝点取らせない試合をしたかったです。自分たちの課題は明確にあります。その部分は、全員が認識しています。劣っているからこそできることを全力で出し切り、勝負に持ちこむことがフウガドールすみだらしさだと思います。この試合では、そこまで持ちこむことができたので、選手の頑張りを称えたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第2回監督会議を実施 #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019は26日(月)、JFAハウスにて本年度第2回となる監督会議を実施しました。

2017年から行われてきたプレミアリーグの夏の監督会議。今回は林義規高円宮杯実施委員長をはじめ、リーグに出場している20チームの監督(一部代理を含む)、JFAの技術部から池内豊ユース育成ダイレクターや山本昌邦技術委員会副委員長、代表チームから影山雅永U-20日本代表監督、森山佳郎U-17日本代表監督ら総勢35人が参加しました。

冒頭、SAMURAI BLUE(日本代表)森保一監督が「育成で努力しておられる指導者の皆様の日頃の努力に敬意を評したい」と挨拶。参加者たちは森保監督の突然の登場に驚きつつも熱心にその話に耳を傾けていました。

会議では競技規則の改定や山橋貴史ユース育成サブダイレクターによる前期テクニカルスタディグループ(TSG)報告が行われ、林実施委員長から2020年のカレンダー案が提示されました。

続いて森山監督、影山監督が日本代表活動ならびに今後の活動について報告。今年10月からFIFA U-17ワールドカップブラジル2019に臨む森山監督は「我々は皆さんの選手をお借りして少しでも成長させてお戻しするつもりで活動している。それが最終的に日本代表を強くすることにつながると思っている」と各監督に代表活動への理解と引き続いての協力を求めました。また、5月にFIFA U-20ワールドカップポーランド2019を戦った影山監督からは大会の振り返りと持ち帰った課題の共有が行われました。

今回は初の試みとして参加者全員によるディスカッションの時間が設けられました。池内ユース育成ダイレクターがファシリテーターとなり、「日本代表の強化方針について」や「プレミアリーグの改革案について」などの議題で意見交換が行われました。清水エスパルスユースの平岡宏章監督からは「選手に世界基準のプレーを指導するためには指導者も世界を知らなくてはならないのでは」という指摘が入ると、代表活動への帯同などの重要性について話し合われ、昨年8月のU-17日本代表チェコ遠征に帯同した尚志高校の仲村浩二監督は「本当に貴重な経験。世界で戦うためにどうするかということをチームに持ち帰ることができた」と話しました。

また、U-15年代からU-18年代へのスムーズな移行について議論が及ぶと、山本技術委員会副委員長から「柴崎岳はどのように育ったのか」と青森山田高校の黒田剛監督に質問が飛びます。黒田監督は「中学時代からJリーグの選手にはなれるだろうと思った。しかし、日の丸を背負ってワールドカップで戦うためにはもっと自分の中で気づきをもって改善していく能力を磨いていかなくては」という理由で、柴崎選手が中学2年のときに高校年代の試合を体験させ、中学3年時には現在の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会に全試合出場したことが共有されました。

最後に山本技術委員会副委員長から「『JFA2005年宣言』では2030年にベスト4、2050年にワールドカップを自国開催してそのチャンピオンになるという目標を掲げた。2030年にベスト4を目指す選手たちは今、皆さんのところにいる。そういう意識でみんなで選手を育てていきたい」と協働して選手育成に取り組んでいく意気込みが語られ第2回監督会議は終了しました。

プレミアリーグは第11節を終え、後半戦に突入しています。未来の日本サッカーを担う選手にぜひともご注目ください。

参加者コメント

池内豊 JFAユース育成ダイレクター
一緒に目標に向かっているという意識が大事だと思っています。日本代表や世界の動向などを共有して、同じ考えで育成に取り組んでいくためにもこうして集まって意識を共有していくことが重要です。今日も少しではありますが、それができたのではないでしょうか。また、今回初めてディスカッションを取り入れましたが、もっとフランクな状態で、もう少しテーマを絞ってもよかったと思いました。ただ、自然に意見が出てきたことが大事なことで、双方向でいろいろな話ができたことは非常に良かったです。

森山佳郎 U-17日本代表監督
選手の強化につなげるためにどのような環境整備が必要なのかを忌憚なく意見交換ができました。あとはU-15~20の代表活動の報告や理解をいただきながらお互いに目指すべき姿などを語り合いました。みんなで日本の育成年代の選手たちを育てていくといった、もともとある目標をしっかり確認できました。ベクトルが同じ方向に向くことで日本のパワーもより増していくと思います。トップレベルの選手がいるチームの監督が集まってそのような話し合いができたので有意義な時間だったと思います。

平岡宏章監督(清水エスパルスユース)
夏の監督会議をやり始めて3年目になりますが、非常に充実した会議になっていると思います。プレミアリーグの前期を振り返るなど非常に良い時間を過ごさせていただいています。TSG報告にもありましたが、拮抗した試合が続いているというのが数字上でも出ています。それは僕たち指導者にとっても、選手にとってもいい刺激になっていると思っています。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 清水エスパルスユース vs 尚志高校(清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
2019年9月1日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs ジュビロ磐田U-18(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャU18(青森山田高校グラウンド(人工芝))
16:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(鹿島アントラーズクラブハウス)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 市立船橋高校(浦和駒場スタジアム)

WEST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 名古屋グランパスU-18(吉田サッカー公園人工芝グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 京都サンガF.C. U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
18:00 愛媛FC U-18 vs 東福岡高校(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)
2019年9月1日(日)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs ガンバ大阪ユース(福岡フットボールセンター人工芝A)

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前節首位に躍り出たG大阪は福岡と対戦~高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第12節~ #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグは、8月31日(土)と9月1日(日)に第12節を開催します。

EAST

3位の清水エスパルスユース(静岡)は4試合連続で引き分けが続いています。尚志高校(福島)をホームに迎える今節は、失点が続く試合序盤と終盤の戦い方が重要になるでしょう。流通経済大学付属柏高校(千葉)とジュビロ磐田U-18(静岡)の一戦は中盤の攻防から目が離せません。磐田の攻撃を司るMF清田奈央弥選手(#10)をMF藤井海和選手(#4)が封じられるかが試合の行方を大きく左右します。

青森山田高校(青森)はホームで大宮アルディージャU18(埼玉)と対戦します。開幕から無敗を続けた青森山田ですが、前節はリーグ最少失点を記録する守備が乱れ、磐田に2-3で敗戦。仕切り直しとなる今節は、MF古宿理久選手(#6)とDF藤原優大選手(#5)を中心に守備の見直しを図ります。2位の柏レイソルU-18(千葉)をホームに迎える鹿島アントラーズユース(茨城)は、2試合連続で無失点を記録するように守備の調子が上向きです。今節もGK山田大樹選手(#1)を中心に堅守を披露し、最下位脱出を目指します。

EASTのピックアップマッチは浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)と市立船橋高校(千葉)の対戦です。リーグ序盤は白星が先行した浦和ですが、第6節以降は勝点3がつかめていません。先制しながらも追いつかれて引き分けで終わる試合が目立つため、DF山田奈央選手(#27)ら守備陣の踏ん張りが期待されます。一方の市立船橋はここまで11試合のうち6試合で無得点に終わるように攻撃が課題となっているため、FW森英希選手(#8)らの活躍に奮闘が待たれます。課題を解消し、勝点3を手にするのはどちらになるのでしょうか。

WEST

サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)はホームで名古屋グランパスU-18(愛知)と対戦します。粘り強い守備が代名詞の広島ですが、後期は複数失点が響き2連敗。前節、7点を奪い勢いに乗る名古屋の攻撃を封じられるかが試合のポイントになりそうです。今期は黒星が先行するセレッソ大阪U-18(大阪)ですが、前節は広島に2-1で勝利。2位の京都サンガF.C. U-18(京都)を迎える今節は、初の連勝を達成できるか注目が集まります。

大津高校(熊本)と対戦するヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、第9節からの3試合で10失点を許す守備の改善が欠かせません。DFラインの奮闘だけでなく、主将のMF山内翔選手(#7)ら2列目の献身的な動きも立て直しの鍵となるでしょう。前節大敗を喫したチーム同士の対戦となる愛媛FC U-18(愛媛)と東福岡高校(福岡)は、浮上のきっかけをかけた大一番です。試合を有利に進めるために先制点の行方が重要となるため、試合序盤から目が離せない展開となりそうです。

WESTの注目試合はアビスパ福岡U-18(福岡)とガンバ大阪ユース(大阪)のカードです。開幕から3連敗となった福岡ですが、第6節からは毎試合複数得点をマークするなど攻撃が頼もしさを増しています。今節は2試合連続で得点中のFW石井稜真選手(#9)を中心に歓喜を呼び込み、4試合ぶりの白星をつかめるか見逃せません。対するG大阪は第8節から3連敗を許しましたが、前節は愛媛から8点を奪い、連敗を阻止。今節もリーグ屈指の攻撃力を前面に押し出し、首位を守れるか注目です。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 清水エスパルスユース vs 尚志高校(清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
2019年9月1日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs ジュビロ磐田U-18(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャU18(青森山田高校グラウンド(人工芝))
16:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(鹿島アントラーズクラブハウス)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 市立船橋高校(浦和駒場スタジアム)

WEST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 名古屋グランパスU-18(吉田サッカー公園人工芝グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 京都サンガF.C. U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
18:00 愛媛FC U-18 vs 東福岡高校(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)
2019年9月1日(日)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs ガンバ大阪ユース(福岡フットボールセンター人工芝A)

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出場チーム紹介vol.1 JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会 #jfa #JYD

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ビーチサッカー日本一を決する大会「JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会」が、鳥取県鳥取市で9月6日(金)に開幕し、3日間に渡る熱戦が繰り広げられます。
1次ラウンドでは、16チームを4チームずつ4グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームの8チームが決勝ラウンドへ進出します。決勝ラウンドはノックアウト方式によりビーチサッカー日本一のチームを決定します。

今回はグループAの4チームを紹介します。

SC鳥取BS(開催地代表/鳥取県)

恩田丈治監督
昨年2018年4月にJリーグクラブのガイナーレ鳥取と(一社)すなばスポーツがエンブレム提携を結び設立しました。
今回、地元鳥取開催との事で「砂の街」を代表して本大会を闘える事を嬉しく思います。そして関係者の多くの皆様、地元で応援し、支えて頂いている多くの皆様の期待に少しでも応えられる様に感謝し、全力で挑みます。
また、本大会を通じて今後、砂の街のスポーツをこのビーチサッカーから盛り上げ、地域の夢や希望となり、輝きを増すように努めます。

造酒拓磨選手
地元鳥取開催の本大会に出場できる事を心より感謝します。多くの関係者、スポンサー、サポーターに支えられ、ここ鳥取で競技できる事を嬉しく思います。強豪チームばかりですが全力で取り組み、決勝トーナメント出場を目標に頑張ります。

ヴィアティン三重BS(東海地域代表/三重県)

田畑輝樹監督
ヴィアティン三重BSは、三重県を拠点に活動する総合型スポーツクラブ「ヴィアティン三重」が運営するビーチサッカーチームです。
【子どもたちを笑顔に、地域と共に夢と感動を。】という理念のもと、
・世界で活躍出来るビーチサッカーチームを目指す
・ビーチサッカーの魅力を伝えるため普及活動を積極的に行う
2つの目標に向けて日々活動しています。
今大会も今期東海BSリーグ首位を走る勢いのまま、上位進出を目指して全力で美しいビーチサッカーをお届けします。

鈴木将人選手
今年も東海地域代表として出場できる事を嬉しく思います。
もちろん今年も優勝を目指し、「どこのチームよりも観ている人達がワクワクして楽しんでもらえるようなビーチサッカー」にこだわりトレーニングを積んできました。
ヴィアティン三重BSを応援してくれる全ての人に良い結果を報告できるように全力を尽くします。

ドルソーレ北九州(九州地域第3代表/福岡県)

八尋護監督
ドルソーレ北九州は2011年に創部をし、ビーチサッカーの普及、青少年の健やかな発育と地域スポーツ文化の発展を目指して活動しています。男子、女子チームともどもホームタウンに愛され、強くて魅力あるチーム作りを進め、支えてくださる方々への感謝の気持ちと『行橋』への思いをピッチで表現し、これからの日本ビーチサッカーやスポーツ界全体の発展に寄与します。応援よろしくお願いします。

稲田裕選手
去年の準優勝から、1年間かけてさらにフィジカル、技術、精神力を鍛え上げてきました。個人それぞれが得意な武器を身に纏い、自信と誇りを胸に刻み、4年ぶりの優勝へ向けて全力で挑みます。選手、スタッフで常に良い準備を心がけ、サポーターや観客の皆さまに感動と興奮を与えられる試合をし、日本のビーチサッカー界を引っ張っていきたいと思います。
2019年スローガン:砂を喰う!!

フュージョンアカデミー(北信越地域第2代表/新潟県)

藤本晴久監督
「海の町・柏崎」を多くの人に知って貰いたい!震災後の柏崎を、「元気にしたい!」という想いで、ビーチサッカークラブを立ち上げ6年が経ちました。
2016年には、日本代表選手の獲得や当時では稀な外国人選手を起用してプロクラブとして日本一の栄冠に輝きました。
将来のビーチサッカー界を担う若手の選手育成を目的に中高生中心のチームを構成。3年目にして全国大会出場権を獲得することが出来ました。
まだまだ未熟なチームですが、大人に果敢に挑む姿を是非応援してください!

藤本凌久選手
全国大会出場は、私たちチームの1つの目標でした。人数も少なく、しかも年齢が低い選手ばかりですが、若さと体力を武器にチーム一丸となって全国大会で爪痕を残したいと思います。応援よろしくお願いします!

大会日程:2019年9月6日(金)~2019年9月8日(日)
大会会場:鳥取県/鳥取市賀露みなと海水浴場
大会情報はこちら

出場チーム紹介vol.2 JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会 #jfa #JYD

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ビーチサッカー日本一を決する大会「JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会」が、鳥取県鳥取市で9月6日(金)に開幕し、3日間に渡る熱戦が繰り広げられます。
1次ラウンドでは、16チームを4チームずつ4グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームの8チームが決勝ラウンドへ進出します。決勝ラウンドはノックアウト方式によりビーチサッカー日本一のチームを決定します。

今回はグループBの4チームを紹介します。

東京ヴェルディビーチサッカー(関東地域第1代表/東京都)

茂怜羅オズ監督
2017年2月に、Jリーグクラブ初のビーチサッカーチーム「東京ヴェルディBS」を設立しました。
3年目となる今シーズンは、若手メンバーも増えメンバー構成も変わってきました。
また、昨年以上に、多くの企業・サポーターの方々に応援いただいております。
今まで以上にプレッシャーも強いと思いますが、たくさんの方々の期待に応えるため、また日本のビーチサッカー界を盛り上げるためにも、3連覇を達成できるようにチーム一丸となって闘います。

河合雄介選手
今年は若手のメンバーが増え、経験のある選手も多い中に新しい力が加わった事でヴェルディ色が良い形で変わりました。
シーズン中ではありますが、全ての試合において、出場している時だけでなく、ベンチにいる時でも全員が目指すべき方向をしっかり向いてチーム一丸となって戦い続けている事が今のチームの強さだと思います。
3連覇を目指していますが、他のチームの力も年々増してきているので簡単ではないと思います。
ですので、昨年の王者ではありますが、しっかりチャレンジャーとして全てのチームに敬意を払って戦いを挑みたいと思います。

ハレクティオ岡山(中国地域第1代表/岡山県)

安原賢一監督
【設立】2014年
【活動場所】岡山県(玉野市渋川海岸)
【チーム概要】
HARECTIOとは、『晴れの国おかやま』とラテン語の「unctio(ユンクティオ)」、「人と人のつながり」、「絆」という意味の言葉を合わせた造語です。
ビーチサッカーを通じて、選手一人ひとりが叶えたい夢を実現する為に、自分を理解し深め、自分らしさを活かせる場として、人材育成を主軸としたチーム活動をしています。

柴本慎也選手
2019年度からチーム体制を大きく変更し、多くの支援や応援を受けてこの場に立つことができました。
チームや選手を支えてくださっている方への感謝の気持ちを忘れず、全員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力で試合に挑んでいきます。

アレッサ宇和島BS(四国地域第1代表/愛媛県)

瀧本大造監督
日々応援・サポートしてくださる皆様のおかげで全国大会という舞台に戻ってこれたことを大変感謝しております。
アレッサは2001年に宇和島市の同級生メンバーを中心に社会人サッカーチームとして創設し、現在は宇和島サッカーリーグ1部に所属しています。
サッカー主体のチームでビーチサッカーの経験や技術は劣りますが、四国代表という誇りを持ち、全員で勝利を目指し最後の1秒まで全力でプレーしたいと思います。
応援よろしくお願いします。

河野友城選手
2大会連続4回目の全国大会出場となります。
素晴らしい舞台で仲間と一緒にビーチサッカーができることを楽しみにしています。
昨年は1勝もできず悔しい思いをしました。
また、今年は愛媛県大会、四国大会と苦しい戦いが続きましたが、その中でチームとしてのまとまりもこれまで以上に出てきました。
今大会では1試合でも多く勝利することができるよう、チーム一丸となって全力で戦いたいと思います。

カベーラ新潟プライア(北信越第1代表/新潟県)

堀川貴康監督
カベーラ新潟プライアは北信越フットサルリーグに所属しているフットサルチームを母体とした、ビーチサッカー専門チームです。
チームの競技力向上はもちろんですが、ビーチサッカーの普及、地球環境への貢献をテーマに、新潟県だけでなく、北信越地域で活動しています。
本大会は昨年に引き続き、3大会連続の出場となりました。
応援していただいている多くの人と鳥取県の素晴らしい環境に感謝し、活動してきたすべてを出して大会に臨みます。

山賀工選手
昨年に引き続き、北信越地域の代表として本大会に出場することができました。
全国レベルで戦えるチームづくりを目標に掲げ、限られた時間の中でレベルアップを図ってきました。
多くの方の支えによってビーチサッカーができることへの感謝を忘れずに、どんなときも前向きに全力で闘います。

大会日程:2019年9月6日(金)~2019年9月8日(日)
大会会場:鳥取県/鳥取市賀露みなと海水浴場
大会情報はこちら


出場チーム紹介vol.3 JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会 #jfa #JYD

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ビーチサッカー日本一を決する大会「JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会」が、鳥取県鳥取市で9月6日(金)に開幕し、3日間に渡る熱戦が繰り広げられます。
1次ラウンドでは、16チームを4チームずつ4グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームの8チームが決勝ラウンドへ進出します。決勝ラウンドはノックアウト方式によりビーチサッカー日本一のチームを決定します。

今回はグループCの4チームを紹介します。

ミラージュ(北海道地域代表)

清水健太監督
フットサルを主体としているチームです。
5年前からチームとしてビーチサッカーの活動を行うようになり、大会にも参加するようになりました。
しかし、北海道では、ビーチサッカーの普及が進んでおらず、練習する環境がないのが実態です。
また、今回は、残念な事にリーグ戦と日程が重なってしまい選手を多く連れてくることが出来ませんでしたが、たくさんの経験をさせていただき、持ちかえって北海道のビーチサッカーの発展に寄与できればと思っています。

多田宏選手
この大会で様々な経験をし、自分が中心となって北海道のビーチサッカーを盛り上げられるように様々な経験を持ち帰ることができればと思っております。

ソーマプライア沖縄(九州地域第2代表/沖縄県)

河原塚毅監督
ソーマプライア沖縄は、日本初のビーチサッカー専門チームとして今年で16シーズン目を迎えます。
「沖縄をビーチサッカーの聖地」にするべく、ビーチサッカースクールや巡回スクールなどのビーチサッカーの普及にも力を注いでいます。
「ソーマプライアに関わるすべての人達と共に世界一を目指し感動を共有する」という理念のもと、応援して下さるスクール生、サポーター、スポンサー、スタッフ、多くのソーマファミリーの想いを胸に魂(マブイ)を込めて戦います!!

齋藤巧選手
沢山の方々に支えられて掴んだ全国の舞台なので、一戦一戦熱い気持ちを胸に戦います。
沖縄代表、九州代表としてソーマプライアらしく一戦必勝で頑張ります。

ニンジャ宮城BS(東北地域代表/宮城県)

澁谷悠樹監督
宮城県東松島市・気仙沼市を活動の拠点として2015年からはビーチ専門チームとして活動させていただいています。当初は震災の影響で活動場所もなく遠征の日々でしたが、今年より地域の方達の協力も得て東松島市にある大浜海岸、気仙沼市にある小泉海水浴場の2拠点を活動場所として使用する事が出来るようになりました。ここからまた一歩一歩前進しながら復興・普及活動を行っていきます!!

阿部満選手
震災から8年経ち、ようやく地元である気仙沼の海水浴場が海開きとなりました!地域の方々の支援もあり、オープニングイベントではビーチサッカーコートを作成していただき、沢山の方に体験をしていただきました。自分達ができることは限られていますが、少しでもビーチサッカーの魅力を伝えていければと思いますので応援お願いします!!

東京レキオスBS(関東地域第2代表/東京都)

石川康監督
2006年、2007年と2008年、三連覇を果たし、ビーチサッカーの発展を目標に2009年に上京。名前をレキオスから東京レキオスBSに変更、国内で行われてきたカップ戦や大会を盛り上げ、全国をまわりビーチサッカーの魅力を伝えながら日本代表選手を多く育てた東京レキオスBSは日本のビーチサッカー界と共に歩んできたチーム。
現在も元日本代表選手、現役日本代表、日本代表候補選手がプレーをし、タイトルを勝ち取る実力があるチームです。

後藤崇介選手
東京レキオスBSが2018年再スタートをきった一年でしたが、結果が出ず悔しい思いをしました。もう一度日本一になれるチャンスを皆で勝ち取ったので優勝を目指して頑張ります。
今年はワールドカップが行われる年でもあり、最終メンバーに選ばれるようにチームの勝利につながるプレーを積み重ね、結果を出したいと考えています。
応援、よろしくお願いします。

大会日程:2019年9月6日(金)~2019年9月8日(日)
大会会場:鳥取県/鳥取市賀露みなと海水浴場
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JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会が9月6日に開幕! #jfa #JYD

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JFA 第14回全日本ビーチサッカー大会が9月6日(金)に開幕します。3日間の熱戦を勝ち抜いたチームがビーチサッカー日本一の称号を手にします。

第14回目を迎える今大会は、地域予選を勝ち抜いた16チームが出場します。4チームずつ4グループに分かれリーグ戦(1次リーグ)を行い、上位2チームが決勝ラウンドに進出。ノックアウト方式で順位を決します。

優勝争いの軸となるのは大会3連覇を目指す東京ヴェルディビーチサッカー(関東1/東京)でしょう。ビーチサッカー日本代表でキャプテンを務め、世界年間ベスト5にこれまで4回選出されている茂怜羅オズ選手率いる東京Vは、タヒチ代表のエマニュ・タイアルイ選手を助っ人として加えるなど今年も死角はないように見えます。

昨年、準優勝のドルソーレ北九州(九州3/福岡)、3位に入った東京レキオスBS(関東2/東京)とレーヴェ横浜(関東3/神奈川)は、今年も地域大会を勝ち抜き全国への切符を手にしています。それぞれチームを強化しており、レキオスには昨年の東京Vのキャプテンだった中原勇貴選手が、レーヴェには日本代表の大場崇晃選手が加入するなど各チームの戦力が高まっています。

日本代表の田畑輝樹選手や小牧正幸選手を擁するヴィアティン三重BS(東海/三重)、一昨年、優勝まであと一歩に迫ったアヴェルダージ熊本BS(九州1/熊本)も、虎視眈々とトップの座を狙います。

今大会は、鳥取県の鳥取市賀露みなと海水浴場で初開催。開催地代表としてSC鳥取BSが初出場します。ニンジャ宮城BS(東北/宮城)やカベーラ新潟プライア(北信越1/新潟)といった常連組も格上チームから勝利を目指して全力プレーを見せてくれるでしょう。

今年11月のFIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019を控え、選手にとっても最終選考に向けたアピールの場となることでしょう。今年は鳥取でどのようなドラマが待ち受けているのか。ぜひともご注目ください。

大会日程:2019年9月6日(金)~2019年9月8日(日)
大会会場:鳥取県/鳥取市賀露みなと海水浴場
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G大阪が大量8得点で首位を堅守 ~高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第12節~ #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 WESTは8月31日(土)と9月1日(日)に第12節を行い、アビスパ福岡U-18(福岡)とガンバ大阪ユース(大阪)が対戦しました。

ピックアップマッチ

アビスパ福岡U-18 1-8(前半0-3、後半1-5)ガンバ大阪ユース

前期の対戦では、福岡に7-2で快勝したものの、7月に行われた日本クラブユース選手権U-18 2019のグループステージで対戦した際は2-4で敗戦。今シーズン3度目の対戦となる今節は、島田貴裕監督が「夏に負けたので、みんな気合が入っていた」と振り返るG大阪のペースで試合は進みます。

右サイドを攻撃参加したDF伊藤智央選手(#6)にファーストシュートを打たれるなど序盤こそ福岡のアグレッシブなスタイルに戸惑いを見せたG大阪でしたが、DF西村翔選手(#4)とDF髙橋直也選手(#5)を中心としたビルドアップで落ち着きを取り戻し、チャンスを伺います。

すると、13分にMF福井和樹選手(#13)が西村選手のロングフィードにペナルティーエリア内で反応。素早くフォローに入ったMF菅野隆星選手(#32)がポストプレーを受けると最後はFW大谷優斗選手(#18)がゴールの左隅に流し込みました。

大谷選手が「1年生の頃から練習してきた形ですが、試合であまり使えていなかったので、ようやく決めることができてうれしい」と笑みを浮かべた一撃で均衡を崩したG大阪は16分にはMF久保勇大選手(#17)が自ら奪ったPKを決めると、続く19分にもゴール前を抜け出した大谷選手が3点目を決めて、前半のうちに勝負を決定づけました。

後が無くなった福岡は後半途中からシステムを変更し、高い位置からの守備を徹底しましたが、G大阪は「相手が前から奪いに来たのでワンタッチでたたいてかわしたり、裏を使おうと狙っていた」(奥田勇斗選手/DF #2)。効果的に福岡のスペースを攻略して見せ場をつくり、55分と63分には福井選手が連続ゴールをマーク。67分にはセットプレーから1点を返されましたが、試合終盤は交代枠をフル活用しながら、再び攻勢を強めました。残り10分を切ってからは、「J3では点を決めているのにプレミアリーグでは無得点。ユースでも点を決めたいと思っていた」という奥田選手とFW坂本一彩選手(#30)のプレミア初ゴールも飛び出し、G大阪が8-1で試合を終えました。

監督・選手コメント

井上孝浩監督(アビスパ福岡U-18)
相手が上手いのは分かっていたので、良い守備から良い攻撃ができればと思っていました。ただ、前からプレッシャーに行く場面とゴール前でしっかり守備する場面がうまく行かず、スペースに入ってくる相手の攻撃を止めることができませんでした。前からアグレッシブに奪いに行くのがチームのスタイルでもあるので、そうした部分が思うようにできなかったのは残念です。今節、大敗したからと言って、次の試合にやるべきことは変わりません。チームが崩れることはないと思っています。

FW #8 松田知己選手(アビスパ福岡U-18)
最初は自分たちの流れに持ち込むことができたのですが、決めるべきところで決め切れず相手に流れが傾きました。前からボールを奪いに行くのがアビスパのスタイルですが、フォワードと後ろが連動できず、連続失点するなどチームとしての課題が出た試合でした。クラブユース選手権で勝ったことは忘れて、前期に2-7で負けた悔しさをこの試合で出したかったのですが、出せずに残念です。次節はコーチから言われなくても、自分たちで考えてボールを奪いたい。攻撃では自分たちが押し込める状況をもっとつくりたいです。

島田貴裕監督(ガンバ大阪ユース)
クラブユース選手権で対戦した際は球際や競り合いで戦えなかったのですが、今日は選手が泥臭くしっかり戦ってくれました。最終ラインが落ち着いて攻撃を組み立てられるのが強みで、久保賢侑を含めて自陣からDFの裏をとる動きをやってくれたのが良かった。後半は相手の攻撃陣にはがされる場面が見られたので気をつけていましたが、前回も失点を許し対策していたセットプレーで失点しました。個の力で勝てるようになっていかなければいけません。

FW #18 大谷優斗選手(ガンバ大阪ユース)
クラブユース選手権で負けた悔しさが勝利につながったと思います。今日はU-23の試合に同行している選手が多かったのですが、今いるメンバーでしっかり勝ち切ろうと話をしていました。攻撃としては3点目が取れるかどうかで勝負の流れが変わると思っていたので、前半のうちに取れて良かったです。後半も今後の得失点差を考え、満足せずにドンドン攻めようと意識していました。大量得点できて良かったのですが、無失点で試合を終えるつもりだったので、1失点したのは悔やまれます。

その他の試合結果

サンフレッチェ広島F.Cユース 0-1(前半0-0、後半0-1)名古屋グランパスU-18
セレッソ大阪U-18 0-1(前半0-0、後半0-1)京都サンガF.C. U-18
ヴィッセル神戸U-18 1-2(前半1-2、後半0-0)大津高校
愛媛FC U-18 1-2(前半0-1、後半1-1)東福岡高校

サンフレッチェ広島F.Cユース(広島)とのアウェイゲームに挑んだ名古屋グランパスU-18(愛知)は試合終盤に奪ったFW武内翠寿選手(#17)のゴールによって、1-0で勝利。セレッソ大阪U-18(大阪)と京都サンガF.C. U-18(京都)の一戦は、川崎颯太選手(#7)のゴールを守り切った京都が勝点3を手にしました。2試合ぶりの白星を目指したヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、大津高校(熊本)から先制点を奪いましたが、逆転負けを喫しました。東福岡高校(福岡)は前後半に1点ずつマークし、愛媛FC U-18(愛媛)に2-1で勝利しています。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第13節
2019年9月14日(土)
13:00 流通経済大学付属柏高校 vs 清水エスパルスユース(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
16:00 大宮アルディージャU18 vs ジュビロ磐田U-18(NACK5スタジアム大宮)
2019年9月15日(日)
11:00 市立船橋高校 vs 柏レイソルU-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 尚志高校 vs 鹿島アントラーズユース(郡山市営西部サッカー場)
11:00 青森山田高校 vs 浦和レッドダイヤモンズユース(青森山田高校グラウンド(人工芝))

WEST 第13
2019年9月15日(日)
16:00 ヴィッセル神戸U-18 vs アビスパ福岡U-18(神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)
17:00 東福岡高校 vs ガンバ大阪ユース(東福岡高校グラウンド)
17:00 大津高校 vs セレッソ大阪U-18(大津町運動公園競技場)
18:00 名古屋グランパスU-18 vs 京都サンガF.C. U-18(トヨタスポーツセンター(天然芝))
2019年9月16日(月・祝)
16:00 愛媛FC U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)

大会情報はこちら

ホームの浦和が僅差のゲームを制し、4位に浮上! ~高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第12節~ #jfa #JYD #premier18

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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019 EASTの第12節が8月31日(土)から9月1日(日)にかけて開催され、各地で熱戦が繰り広げられました。浦和駒場スタジアムで行われた浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)と市立船橋高校(千葉)の試合は、1点勝負の展開となる中で浦和が88分に決勝点。残留争いの渦中から一歩前進しました。

ピックアップマッチ

浦和レッドダイヤモンズユース 1-0(前半0-0、後半1-0)市立船橋高校

降格圏の9位・ジュビロ磐田U-18(静岡)から勝点2差の浦和と、その磐田と同勝ち点の市立船橋という2チームの対戦。浦和の池田伸康監督は「プレミアリーグに残るために勝点1ではなく3が必要。両チームがそう思っていた試合だった」と言うように、試合前から「独特の雰囲気」(池田監督)が漂うゲームとなりました。

「プレッシャーもあり、それ以上に『絶対に落としちゃいけない』という責任を感じながらプレーしていた」と言ったのは浦和のMF玉城大志選手(#4)。ここまで浦和は先発に1・2年生が多い構成となっていましたが、この大一番を前に池田監督は、リーグ初先発となるDF清水哲太選手(#3)ら3年生を先発に多数起用。責任感に期待しての抜擢で、「『3年生の力を貸してほしい』と伝えていた」(池田監督)。

序盤からその浦和がボールを長く支配し、市立船橋を押し込んでいく展開となります。ただ、対する市立船橋も「ボールを相手に持たせている感覚でやれていたし、体を張って守れていた」(鈴木唯人選手/MF #10)と言うように、ペナルティーエリア付近では堅固なディフェンスを見せて、決定的なチャンスはほとんど与えません。試合は均衡した状態のまま、後半を迎えます。

市立船橋はこの流れで後半勝負というゲームプランでしたが、「ボランチが二人もいなくなるとは……」と波多秀吾監督が顔を曇らせたアクシデントが起きてしまいます。ここまで中盤で奮戦していたMF八木智哉選手(#22)とMF岩田夏澄選手(#14)が相次いで負傷交代となり、交代カードを空費してしまいました。

市立船橋にもチャンスはあったものの、やや浦和優勢のまま進んでいた試合が動いたのは88分でした。相手ボールを奪っての攻撃で、左サイドのDF清水楽人選手(#6)のクロスからFW成田安里選手(#19)が相手GKと競り合いつつゴールへ押し込みます。

このあと、市立船橋も捨て身の猛攻を仕掛けますが、「気持ちの部分で負けることなく、しっかり戦ってくれた。彼らが目指すのは勝てば天国、負ければ地獄というプロの世界。勝負へのこだわりは絶対に持っていなくてはいけないし、そこに通じる部分を出してくれた」と浦和の指揮官も納得の戦いを見せて、1-0で逃げ切り。5月5日の第5節以来となる白星を記録し、大きな勝点3を手に入れました。

監督・選手コメント

池田伸康監督(浦和レッドダイヤモンズユース)
改めて勝つのは大変だなと思いました。途中から出た選手が結果を出してくれたのが良かったと思います。ロングボールを蹴るのが悪いということはないですが、見えていないことがあるのは問題です。もっともっと質の高いプレーが出せる選手たちだと思いますので、そこをさらに追求していきたいと思います。

DF #3 清水哲太選手(浦和レッドダイヤモンズユース)
自分はここまで試合に出られなかったり、メンバー外だったりしてきたので、今回初めてスタメンで出場することになって、監督の期待に応えたいという気持ちでした。緊張もすごくしていたんですけれど、みんなで戦えました。しばらく勝てていない中で勝てて本当に良かったです。最後の時間帯、少しだけ気持ちの部分で相手を上回れていたのかなと思います。

波多秀吾監督(市立船橋高校)
危ない場面もありましたが、最後のところでゴールを割らせないという守備はできていたと思います。後半、ボランチが二枚とも抜けてしまったのは痛かったです。攻撃のところで、縦パスは入っていたかもしれませんが、それで点が取れるわけではありません。もう一つも落とせないという中で、最悪でも勝点1が必要でした。もったいないゲームをしてしまいました。

MF #10 鈴木唯人選手(市立船橋)
勝点3を取りにいくという気持ちで試合に入りました。相手にボールを持たれていましたが、その中でうまく守備もできていたいと思います。失点はボールの奪われ方も悪かったですが、攻撃でチャンスもあったので、あと一本のパスだったり、シュートだったりの精度が課題でした。もっとこだわらないといけないと思います。

その他の試合結果

清水エスパルスユース 3-2(前半3-2、後半0-0)尚志高校
流通経済大学付属柏高校 3-2(前半0-1、後半3-1)ジュビロ磐田U-18
青森山田高校 2-2(前半1-1、後半1-1)大宮アルディージャU18
鹿島アントラーズユース 1-0(前半1-0、後半0-0)柏レイソルU-18

清水エスパルスユース(静岡)は尚志高校(福島)と一進一退の戦いを展開しました。27分にFW染野唯月選手(#9)に同点ゴールを決められるなどリードを保てないまま迎えた45分にFW千葉寛汰選手(#30)のゴールで勝ち越し。後半は相手をシャットアウトして8試合ぶりの勝利を手にしました。流通経済大学付属柏高校(千葉)はジュビロ磐田U-18(静岡)と対戦。2-2で迎えた90分にFW櫻井俊英選手(#44)にゴールが生まれ、流経大柏が土壇場で勝点3をつかみました。首位の青森山田高校(青森)はホームに大宮アルディージャU18(埼玉)を迎えます。二度リードを許す苦しい展開となりましたが、73分のMF後藤健太選手(#11)のゴールで追い付き、勝点1を加えました。 2位の柏レイソルU-18(千葉)は鹿島アントラーズユース(茨城)と対戦し、立ち上がりの失点が響き0-1で敗戦。勝点差を縮めることはできませんでした。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第13節
2019年9月14日(土)
13:00 流通経済大学付属柏高校 vs 清水エスパルスユース(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
16:00 大宮アルディージャU18 vs ジュビロ磐田U-18(NACK5スタジアム大宮)
2019年9月15日(日)
11:00 市立船橋高校 vs 柏レイソルU-18(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 尚志高校 vs 鹿島アントラーズユース(郡山市営西部サッカー場)
11:00 青森山田高校 vs 浦和レッドダイヤモンズユース(青森山田高校グラウンド(人工芝))

WEST 第13
2019年9月15日(日)
16:00 ヴィッセル神戸U-18 vs アビスパ福岡U-18(神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)
17:00 東福岡高校 vs ガンバ大阪ユース(東福岡高校グラウンド)
17:00 大津高校 vs セレッソ大阪U-18(大津町運動公園競技場)
18:00 名古屋グランパスU-18 vs 京都サンガF.C. U-18(トヨタスポーツセンター(天然芝))
2019年9月16日(月・祝)
16:00 愛媛FC U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド)

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夢と、走れ。仲間と、走れ。~10月から全国各地で都道府県大会スタート/決勝大会は12/25に鹿児島で開幕~ #jfa

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12月25日(水)から29日(日)にかけて、鹿児島県鹿児島市で開催する「JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会」の大会概要が決定しましたので、お知らせします。
日本サッカー協会(JFA)は2005年宣言の実現に向け、2007年より育成年代におけるゲーム環境の整備、改善を進めてきました。U-12年代(小学生年代)においては8人制の導入、リーグ環境の整備に取り組み、全都道府県でU-12リーグを実施。本大会は、この長期間に渡るリーグを経て全国約8,500チームの頂点を決める大会です。
決戦の舞台を目指し、10月からは都道府県大会が行われます。都道府県大会の試合日程・結果、レポートはJFA公式Webサイト「JFA.jp」で随時お知らせしていきます。

大会要項はこちら

開催期間:2019年12月26日(木)~12月29日(日)

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